そこに秘められた店としての志

昨日、店の片隅に立てかけてある Letter Board の文字列が爆発的にさりげなく差し替えられていることを発見し即座に私はピンと来ました。

 

「ハハ〜ン、これは息子(来月五歳)がいたずらをして、でもそれがバレないように、自分なりに戻してみたに違いないな!」と。

「でも、スペルなんつーことはもちろん知らないわけで、息子なりにバランスよく仕上げたつもりなのだろう。これで完璧だ!」と。

 

こんな何気ない出来事に息子の成長を感じるのです。
誤魔化すとか、嘘をつくとか、責任転嫁するとか、まあいけないことではあるのだけれども、そういうことも出来るようになったのか〜ヨシヨシ!
と親バカなバカ親なので感心してしまうのです。

 

この Letter Board 。
私的には大いに気に入っている代物なのですが、未だお客さんから感心を持っていただいたことは一度もナッシング。
これは、ある意味、DOODLIN’ BARBER SHOP の志を現しているつもりの物でしてね。
表記しているのは、いろいろ様々な音楽のジャンルで、当店はそれらをない交ぜにただただ気分で流している店なのですよ……と云う、まあほんわかとした意思表明(裏コンセプト)みたいなものなのです。

 

はてさて。
しかし、この息子のいたずらの痕跡をどうしたものか。
このままにしておきたい気持ちもあるが、これを見た方に「あれ?スペル間違ってね?しょせんそんなものなの?」と思われるのも甚だ癪なので、ひとまず写真に収め、後で息子に「これをやったのはキミかい?」と確認してから修正するとしましょうかね。

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