夏のぬけがら

天気予報が云うには、今日からまた猛暑がぶり返すらしい。
けれども二日過ごしやすい涼しい日を過ごした今は自分の中で夏は終わり始め。
云うならば夏のぬけがらって感じだ。

 

息子が飼っているカブトムシも活動量が一気に減ったと感じる。
息子の中の、カブトムシ&クワガタ熱もやや下がり気味。
それに変わって、カマキリ熱がグイグイと上がって来ている。
この辺りにも夏の終わりを感じる。
こうなるともう今後は残暑と言ってイイだろう。

 

でも、こう思い始めた途端、過ぎ去りつつ酷暑デイズがちょっと名残惜しい。
今年の夏の常軌を逸した暑さは強烈であったが鮮烈でもあったのだろう。
いつまでも「2018年のあの夏はとんでもなく暑かったな……」と記憶される夏になることだろう。

 

今ふと思い出したのだが「白いものは汚れが目立つから避けたほうがいいかな……」と考えがちだった僕に「汚れが目立つからイイんじゃない!」と考える妻の思考回路は鮮烈だった。
彼女の大いなる魅力の一つだろう。
凝り固まったものの考え方や見方も、少し角度を変えて捉え直すことで、ブワーッと世界が広がる。
妻と接していると、自分もいつかこういう人間になりたいと思わせられるから悔しい。

 

読みたい本と観たい映画がたまりっぱなしだ。
一つ一つクリアしていくしかないな。

 

それではそろそろ虫採りに行ってきます。

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