我が家に猫がやってきた

本日、我が家に猫がやってきた。
名前はまだない。

 

 

どんな名前にしようかと妻はいろいろ思案しているようだが、まだこれだという決め手はないようだ。
聞けば米国にルーツがある種のようなので、洋名が相応しい気がするが、僕としては猫は和名の方がなんだかちと抜けてて愛嬌がある気もする。

 

 

これから十数年のお付き合いになるとすると、僕が還暦を迎える頃にもいらっしゃるわけで、そうなると下に見てしまうような名前より、ちと尊敬の念を抱いてしまうような、そんな威厳すら感じさせるような名前もいいのではないかなぁとぼんやり思う。

 

 

連れて帰ったのはいいものの、やはり寂しさと警戒感でビクビクしているのがヒシヒシ伝わってくる。
猫がやってきて嬉しくて仕方ない息子に「シーッ!」と静かにするよう促すのはなかなか酷だ。

 

 

息子が猫を飼いたいとねだり出したのは、夏前ぐらいからだったか。
それがあれよあれよと言う間に、本当に飼うことになったのだから人生は面白い。
いろいろと素敵な偶然が重なった上での産物なのだろう。

 

 

一人家族が増えた。
そんな感じだ。
一匹ではなく、一人だ。
愛玩動物にそんな感情を抱くのは初めてだ。
それは多分きっと僕が家主だからなのだろう。
猫を迎えることによって、図らずも家主としての大いなる自覚が芽生えるのだから、これまた人生は面白い。

 

 

一人の猫がたくさんの素敵な物語を我が家に届けてくれることだろう。
楽しみだ。
そして、自分自身でも驚いているのだが、猛烈に可愛い。
現時点で、全然なついてやしないのに可愛いのだ。
これには参った。

 

 

それではマタタビ。

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