ちょっと大変ぐらいがちょうどいい

空き時間に芝刈りをした。
これが意外と重労働で汗をかく。
手もグローブなしだとマメが出来る。
フォレスト・ガンプみたいに芝刈りマシーンにまたがってササっとやってしまえれば楽だが、こういうことはあまり楽じゃない方がいい。
ちょっと大変ぐらいがちょうどいい。

 

 

週刊モーニングを読み始めて三十年近くになる。
唯一欠かさず読み続けている漫画雑誌だ。
毎号読んでいると「ぬ?あの漫画は?」となることがある。
いつの間にやら連載が終了しているのだ。
これといって人気がないわけではなく、それなりに単行本も出ているのに、なんの予告もなく、まるで最初からなかったかのごとく終わっているのだ。

 

あれってなんなんだろ……

 

不思議でちょっと不気味だったりもする。
まあ別に気にしないでも暮らしていけるんだけど、なんとなくいつも心の片隅にある……みたいな話だ。

 

 

先日、裏庭のオリーブの立て直し&剪定をしていただいたときに、息子が造園屋さんにもらった芋虫。
息子はそれを大事に虫かごに入れて観察しているのだが、これがもうこの世のものとは思えないぐらい巨大で不気味で失神しそうになる。
ムシャムシャと息子が虫かごに一緒に入れたオリーブの葉を食べていたのだが、数日前いきなりピタリと動きが止まった。

 

 

と見せかけて、よく見ると何やらウニョウニョと表面が動いていたのだが、それも終わり、巨大だったボディも半分ぐらいに縮んでひたすらジッとしている。

 

 

これは果たして、お亡くなりになられたのだろうか……
それとも蛹になる準備に入ったのだろうか……

 

 

私はもう捨ててしまいたくてしょうがないのだが、息子がそれを激しく拒む。
これは進化の過程なんだ、もうすぐ第三形態になって出てくるんだ!
と息子が言う。
シンゴジラの見過ぎである。

 

 

そんなわけで強制的に静観させられているのだが、正直しんどい。笑

 

 

息子が飼っていたカブトムシは先日最後の一匹が昇天なされた。
ノコギリクワガタもほとんどご臨終なされた。
残るはコクワガタだけ。
秋も深まってきたのだなと昆虫から感じる趣。
いとをかし。

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