「これ、誰の言葉だったっけ?」
妻さんから、そんなタイトルのメールをいただいたのはつい先日のことだ。
そこに記されていたのはこの言葉。
『むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに……』
あれれ……これ誰の言葉だったっけかな……
真島昌利さんが同じようなこと言ってたけど、
それは
『難しいことはわかりやすく、わかりやすいことは面白く、面白いことは深く……』
だったし、あれれ……誰だったっけ……
調べてみたら、井上ひさしさんの言葉だった。
はいはいそうでしたそうでした!
と知ったかぶりたいところだけども、正直なところ多分私はこの言葉に触れたことはないはずだ。
なんとなく聞いたことあるような気がしないでもないけれども……
それにしてもこの言葉は素晴らしい。
あまりにも素晴らしいから、細かく分けてまた記すよ。
むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そしてゆかいなことはあくまでゆかいに……
ひらがななのがまたいい。
日々の生活における基本姿勢はこうありたいし、こうなりたいなと思う。
「これこれ、まさにこれなんだよ!仕事も選曲も遊びも何もかもこれなんだよ!」
などとおこがましくも、多分に感じ入ってしまった。
図々しいけども。
またまた妻さんに感謝しなくてはだな。
いい言葉をありがとう。
今後の指針になるような素晴らしい言葉だと思います。
余談になるが、レコードで音楽を聴くって行為もこれなんだよね。
どこかで誰かがきっと「わかるぜ〜」と言ってくれることを信じて。