なかなか身につかない年の功

おはようございます。

順調に行けば、ちょうど一ヵ月後に48歳になる床屋のおやじさんなわけですが、ここに来て年齢というものをヤケに意識し始めている自分がいるようです。

私の好きな映画の一つに「グッド・ウィル・ハンティング」という超名作があるのですが、この作品でアカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞したロビン・ウィリアムズが、このとき47歳だったっつ事実が、ヤケに胸に染み入っちゃうのです。

自分でも何故なのかわからないぐらいに。

悩める若者を導く懐の深さと優しさ慈しみを感じさせる佇まい。

私は、この映画を観たときに20代後半だったのですが、そのロビン・ウィリアムズが醸し出す佇まいに憧れ、ああこんな大人にいつかなれたらいいな……そうなるにはどうすればいいのかな……

だなんて夢想してたわけで、でもそれがいつのまにか年齢が追いついてて、あれれ?オレ何やってんの?どうした?

ってな感じなわけですよ。ヤケに。

歳を重ねていくに従って、ちょっとは上手く立ち回れるようになってきた部分も少しはあるけども、全然まだまだ足りてない。

うん、オレ足りてる!

ってヤツほど信用出来ませんが、少しぐらいはね。

自負してみたいじゃないですが。自負。

欲しいのは自負ですよ、自負。

それと矜持。

そんなわけで、ショーケンこと萩原健一さんが亡くなってしまったことによる圧倒的喪失感に包まれた一週間だったわけです。

いろいろ書きたいこと語りたいことが多々ありますが、それはまたいつか。

こういうとき、好き過ぎて語れないってあるのですね。

勉強になりました。

ありがとうございます。

DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 高崎哲平 拝

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