いつか見上げた空に

 

今日は朝から裏庭の草刈りと洒落込んでみた。
ちょいと油断すると彼奴らはグイグイ伸びまくりなもんだから、それはもう一苦労。
一時間ほど作業して小休止していると、妻さんが三ツ矢サイダーを差し入れてくれた。
この世のものとは思えないぐらい美味しかった。
飲み干して、芝生に寝転んで青空を見上げてみたら、どこからか Original Love の “いつか見上げた空に” が聴こえてきた。
懐かしく優しいメロディー。
風が吹き抜ける。
気持ち良かった。
この瞬間を切り取って表現したいと思い、それを見たり聞いた他の誰かに、その切り取られた瞬間に近いものを感じさせられる人のことをきっと芸術家と言うのだろうな……だなんてぼんやり考えた。
 
昨夜は家族で花火をやった。
昨年にはまだ手に持つことすら出来なかった息子がキャッキャと楽しんでいた。
いろいろ様々、いつの間にやら変化しているものである。
 
先日、音楽好きのお客さんと話をしていて “ハイハイハイ!それそれそれ!” と激しく同意したこと。
それは聴く音楽の幅を広げてくれたのは映画のサントラだったよねって話。
 
思えば二十代前半の頃、池袋wave や新宿のVirgin Megastores の映画音楽コーナーで見つけたオリジナルサウンドラックを聴きまくったものだった。
好きになった映画の音楽は必ず良かったし、いい音楽を使っている映画を好きになった。
良いなぁと感じた曲が、知らないアーティストのものだったら、そのアーティストのアルバムを聴いたり、知らないジャンルのものだったら、そこを突破口に新しいジャンルに飛び込んでみたりした。
そうこうしているうちに、いつの間にやら底力がついていたって感じなのかな。
映画が面白ければ原作を読んだし、そこから歴史に興味を持ったりもしたし、ある意味 “映画” が教科書代わりだったのかもしんまい。
あ、漫画も教科書代わりだったな。
 
今日は朝から良い汗かいた。
よしよし。

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