若者のすべて

今この日記を書きながらフジファブリックの 1st アルバムを聴いている。

なんだかんだ聴かずじまいで、ずっと来ちゃったんだけど、不意に聴いてみようと思い立ったのが先日。
正直、初めはピンと来なかった。
フーンコンナカンジカ……
そんなもんだった。
でも、なんだか今ものすごく来ている。
すごく来ている。
三曲めの『陽炎』で凄く来やがった。
鳥肌どころか総毛立った。
何なのこれ?
泣いちゃうかと思ったYO
それと同時に切なくなった。
ボーカルの方が亡くなったのは知っていた。
十年ぐらい前か。
死んじゃっているんだよな。
切ないよね、こういうの。
ここ最近、仕事の空き時間にペラペラめくっているのが『ジョージカックルの WEll WEll WEll』という本。
スローでメローな人生論。
絶対に必要ではないけれど大切にしたい生きるコツ。
そんなことが帯や表紙に書いてある。
こういうの惹かれちゃう。
ずっと前からも、ずっとこれからも。
なんかヒントはないかなといつも探している。
いい教科書はどこかに落ちてないかとあちこちブラブラ探している。
こんな年齢になったというのに、まだまだ教わりたいし、教えてもらいたい。
いい加減、そろそろ教える立場にならなくてはならんのかもだけど、そんなの知らん。
教えて欲しい。
クリント・イーストウッド監督主演の『運び屋』という映画を観たのだけれども、イーストウッド演じる主人公が、やたらとワカゾウたちに「イカれジジイ!」とか言われてて、でもそれに対して「老人を敬え!」だなんて口が裂けても言わない感じで「うるせーぞ”!イカれやろう!」と返しているのを観て「こ、これだ!」と思った。
まだまだ僕は年少の方々にタメ口たたかれると「ぬ?」と眉間にシワが寄ってしまう未熟者なわけで。
ナメられてたり、小馬鹿にされてたりなら嫌だしムカつくし怒るけども、親しみを込めてそういう向き合い方をしてくれるのならば歓迎するぜボーイ!って感じになりたいなと思う。
細かいことを気にすんな。
ジタバタすんな、ホコリが立つぜ。
そうありたいもんである。
まだまだまだまだその道は長く険しいけれども。
さてと。
こうなったらフジファブリックの『若者のすべて』でも聴くかな。
猛烈台風が過ぎ去った夏の終わりに相応しい名曲だ。

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