おっさんず賜物

仕事用シューズを新調した。
ここ数年ずっと愛用している adidas campus 。
コレで連続何足目になるだろう。
 
かつては新物に目がうつりがちだったが、そうではなくなった。
使えなくなったら、また同じものを新調するようになった。
若かりしころは、そういう風にしている人生の先輩たちを見て「偏屈だなぁ」と思っていたが、今は違う。
「コレだ!」と思えるものに出会えたことを誇りに思うようになったのだから、人の気持ちの移ろいというものは面白い。
 
それでもまだまだ自分のケツの青さを自覚せざるを得ないのは、全くの同じものを選べないところだ。
多分、今回のダークブルーで、adidas campus は十足目近くになると思うのだが、それらは全て違う色なのだ。
なんだかほんのり甘い。
こだわりとは到底言えない浅はかさを感じたりもしている。
色も形も全く同じものを三つぐらい所持して、それらをローテーションさせる域まで達したいものである。
 
そこまで愛せるものと、「これコレ、コレなんだよ!」と確信できるものと出会えることの喜びを知れて良かった。
 
コレもオッサンの領域に足を踏み入れた賜物なのだろう。

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