制限されることでアイデアと工夫が生まれて質と熱が増す

今朝ぼんやり読んでいた漫画のセリフ


『制限されることでアイデアと工夫が生まれて質と熱が増す』

これにはハッとしてグッと来た。
自分としても、この場所で店をやると決めたこともしかり。男性客に特化したこともそう。十五年前、屋号に “BARBER SHOP” と入れたこともそうなのだろう。

自ら制限したことで、創意工夫をしなくてはならなくなった。でも、それは大変だとか苦しいとかではなく、むしろ楽しくて興奮するものだった。全部狙い通り、思惑通り、計画通りだったんだぜ!と言えたらカッコイイのだが、たまたまの流れに身を委ねただけってところが実際のところだろう。

振り向けばそうだった。いつの間にやら後ろに道が出来てたって感じか。そこに確かにあったのは “ノリ” だ。カッコよく言えば “リズム” だ。なんとなくそうなった。そこが面白い。

昨夜のレコード選曲も同じくだ。レコードでしか選曲しないという自ら課した制限に燃えて来るしノッて来る。三時間遊べと言われるより三十分遊べと言われた方が楽しめる。私はそういうタイプのようだ。

漫画から刺激を受けることが多い。今朝は他にも
“自分はバカだと言ってると 本当にバカになるぞ”
このセリフにもヤラれた。

さてと。開店時間まで『カラマーゾフの兄弟』でも読むとしよう。

股旅。

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