変化し続けながらも、その芯は揺らがない

KIRINJI が今年いっぱいで現編成のバンド活動を終了するそうで、そうなると弟の泰行さんが2013年に脱退してからの活動になるから約7年でか……早いな……

と思ったが、ビートルズは1962年のレコードデビューから1969年リリースの事実上のラストアルバム(になるのかな?)である『アビイ・ロード』まで、たった7年で駆け抜けたのか……

ビートルズ凄すぎるな……
凄すぎて震えが来るよ。

ビートルズの凄さなんて語り出したら止まらないし、全然終わらないのだろうけど、私が思うビートルズの凄さをちょっとだけ語らせて欲しい。

デビューから解散までに、その音楽性はあちこち変化しまくったわけだが、でもその楽曲全てが完全にどう考えても、何処からどう見てもちゃんとビートルズなところが凄い。
なんなんだろ。
それはメロディなのかな。
ハーモニーなのかな。
何かビシッと筋が通っているなと思うのだ。

変化し続けながらも、その芯が揺らがない……
私も自分の店を15年続けてきたが、我がDOODLIN’ BARBER SHOP に芯はあるかな。
メロディやハーモニーみたいな何かがあるかな。
あると良いのだが、それは自分ではわからんって方が良さそうだ。
自分で言ったら野暮になる。

さすがに15年続けてきたら、自分の後ろに道が出来てきた気がする。
それは狙ったものではない。
気づいたら、いつの間にか出来ていた。
狙ったものは全部ダメだった。
何の気なしに継続してたことだけが、道になってた。
そんな感じ。

続けるって大事だな……
近頃、十数年ぶりになるようなお客さんが相次いで、あゝ続けてきて良かったってしみじみ実感したんだった。

そういえば、我が息子も来月で7歳だ。
彼の7年もビートルズの7年と匹敵する濃厚濃密ぶりだと思う。
息子が特別だってわけではなく、この誕生してからの7年は誰しもが過ごす濃密な期間だと思うのだ。

その濃密濃厚な期間を一生のうちで、もう一度過ごすことが出来たなら、それはきっと幸福なのだろうな。

今回もまた、話が行方不明になってきたので、そろそろ筆を置こう。

股旅。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です