流されるのではなく流れを作れ

今年からカブトムシ&クワガタムシをポーチで飼っている。
店内に昆虫飼育箱を置いている謎の床屋はもう卒業したのだ。

そうしたら朝虫たちにゼリーをあげようと見てみるとカブトムシが飼育箱近くにいたりして、昆虫採集に行かずともゲットできるようになった。
(今朝はカナブンを捕獲)

匂いで寄って来るのかな。
それとも超音波か何か出しているのかな。
ともあれ昆虫スゴいぜ。

さて。
近頃スリップノットに夢中な息子の話である。
どうしても欲しいと言うので、ボーカルのコリィが着用しているマスクをゲットしたのだが、何しろラバーの匂いがキツくて、かぶれたもんじゃないし、キッズサイズではないので、息子が「お父さん似合うよ!」と言い出した。

来年五十歳になる自称ナイスミドルな私にこのマスクをどうしろと言うんだい?

なんて一瞬も思わず、喜んでかぶっている。
しかしなんだね。
こんなマスクをかぶって、あんなパフォーマンスをするスリップノットのメンバーたちのガッツと体力はハンパないですな。
何しろ息苦しいし暑い。

でも、スリップノットのメンバーの大半が私と同年代というね。
デビュー当時は二十代半ば過ぎくらいかな?
だったら、ヤレる気がするが、それを二十年以上継続しているのだから敬服する。
体力はもちろんだが、あのテンションを維持しているのがスゴい。

それにつけても、息子がスリップノットを選んだことが嬉しい。
赤ちゃんの頃からいろんな音楽を聴いて、いや聴かされてきたわけで、その中からコレってのはまさかのチョイスだ。

自分で見つけてきて、自分で好きになったのだ。
これは宝物だよ。
僕はスリップノットは好きだけれども、それは二十年も前の話で、今はもうアルバム一枚も持ってないし、店やクルマで流れたことは一度もない。
息子は自力でたどり着いたのだ。

それが、小洒落た音楽ではなく、プリミティブな衝動に満ちた熱量の塊みたいな音楽だってところにね。
お父さん、グッと来ている。

これからも自分の好きなものを追い続けておくれ。

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