スイッチが入る瞬間

ついつい息子が作ったマスクをかぶりたくなってしまうのである。
なんだか “入る” んですよ。

入る?どこに?

と訊かれたら、ちゃんと答えられないんですが、何かしらの作用があって胸がドキドキするんです。

なんなんでしょうね、これ。
祭事と仮面との蜜月関係も、つまりそういうことなんだろうなぁ……
としみじみ感じ入るのです。

息子は、いつも何かを欲してます。
次から次へとアイディアが浮かぶようで、あれも欲しい これも欲しい もっともっと欲しいってのが通常モード。
エブリデイ、あれもしたい これもしたい もっともっとしたいなパンク少年です。

で、でもコレってどうなのよ?
とたまあに不安タスティックな気持ちがチラリと湧いてくるのですが、本を読んでたら、こんなことが書いてありました。

『子供が「あれが欲しい。これがしたい」と言ってくるのは、我が儘や反抗も含めて、とてもよいことです。
それが強いのは生きる意欲・パワーが強いということです。

親にとっては育てにくくて大変ですが、そういう子ほど後々活躍します。
逆に、子供が自己主張できない親子関係は心配です。

・決めたルールは絶対に守らせる

・我が儘や反抗は許さない

・子供の要求には応じず交渉の余地がない

こういう親だと、子供は
「自分は何を言ってもムダ」と感じます。

それは人生に対する無力感となり「夢や願いを持ってもムダ」と感じるようになります。
大人しくて育てやすいサイレントチルドレンを望まないように……』

こういう言葉、考え方を自分の都合の良いように解釈しちゃうのはデンジャラス。
あくまで “参考に” って距離感を保つのがモアベターなわけで、でもちょっとだけ不安タスティックは遠のきました。

まぁ、何しろ正解がない。

それがわかっていて、でも答えを追い求める日々なのであります。
これは子育てに限ったことではなくて。

というわけで、またマスクかぶってみます。
次はどんなマスク作ってくれるのかな〜

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