レコードは死なず

今、読んでいる本が猛烈に面白いのです。

『レコードは死なず』(エリック・スピッツネイゲル著)。
そして帯にはこんな文言が。

《若き日パンクに心酔した僕は、大手の雑誌で著名人とのインタビューなどもこなしているが、収入はまるっきり不安定。
毎月綱渡りしながら妻と交代で愛息の面倒をみる日々だ。
何を失くし、どうやってここまできたのかもすでによくわからなくなっている。
僕の常軌を逸した究極のレコード探しがはじまった……》

とあるんだから読まずにはいられないのです。
コレってもしかしてオレのことじゃ?

と思ってしまうのもしょうがない。
これはもう激しい痛みを伴う共感の嵐が待っているに違いないと確信して読み進めているのです。

で、この本を紹介する日記用にと写真を撮ったわけなのだが、今気づきましたた。
これ、やっぱり自分も「LONDON CALLING」を持つべきでしたよね?

最高にカッコイイ大好きなアルバムだし、これを扉絵に持ってくる気持ちがもの凄くわかります。
しかも、装画は よしもとよしとも さんなのです。
全てがナイスチョイス。
もはや共感しかありませんよ。
共感カタルシスだ。
(よしもとさんって、あの『B・B』の作者 石渡治さんの実弟なのよね。激アツ)

だけどもだけど。
私が手に持っているのは Benny Sings ……。
この辺りの詰めの甘さが “タカサキテツヘー” だなと痛み感じるわけです。
私はいつも肝心なところで、しょうもないカッコツケをしやがるのだ。
またやっちまった。
またクールポコだ。

でも、これもまた良いアルバムです。
クリクリパーマの Benny Sings を見て、よしまたオレも髪を伸ばしてカーリーヘアにしようと思いましたし。
昨日、久々に At The Drive In のライブ動画を観て、私のアフロヘア熱が再燃し始めたところでのこのグッドタイミング。
これはもう啓示だな。
よしよし。

レコードは死なず……

その通りだよ。

さてと今日明日は店休日。
全力で積極的に休むとしよう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です