予想外で想定外な日々

おはようございます。

今、僕はバッハの『目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』を聴きながら、この日記を認めております。
顔に似合わず、結構好きです、クラシック。

YouTube で聴いていると、次々にバッハの曲が再生されていくのですが、あらためて気づきました。
僕、確実に好きですね、バッハ。

なんかこんなこと書いていると「こう見えて私、知的な部分もあるんですが、何か?」ってな鬱陶しいアピールを感じられてしまっても致し方ないのですが、だってしょうがないじゃない。
好きなんです、バッハ。

僕の葬儀の際は、流して欲しいですね、バッハ。
出棺のときは、Sly & The Family Stone の “I Want to Take You Higher” 、続いて、ザ・ブルーハーツの “1001のバイオリン” で、お願いいたします。
遺影の下には「YEAH !!!」と書いといてください。
よろしくお願いいたします。
ここのところ、毎朝のように六時前に息子に起こされてドライブと云う名の虫採りに駆り出されております。
少年時代に採りあさった雑木林でしたら、どの辺りに採れるであろうポイントがあるって予測がつくのですが、引っ越して二年、この辺りの採れるポイントが皆目見当がつかないってのが現状なのであります。
なので、まだ狭山丘陵周辺を走りながら「あの林は……いける……気がする!」って感じでいろいろ目をつけているところなのです。
でも、お父さんは知ってしまっているのです。
こんな時間では、良いポイントがあったとしても既に採られてしまっていることを。
採れる時間帯は息子が起きている時間ではないことを。
なので運良く出くわさないかと期待しているのですが、今のところ素敵な出会いはまだありません。
息子よ、午前四時に起きて行くことができるか?
もしくは、夜八時過ぎに行くことができるか?
左すれば、虫採りファイターたちを出し抜くことができるはずだ。
しかしまあ、このまま鉄っちゃんへと真っしぐらかと思いきや、ちゃんと仮面ライダーや昆虫に興味を持ち出すものなんですね。
この次は恐竜かな。
それともプロレスかな。
もしくはギターかな。
ひょっとしてスケボーかな。
果てにはトミー・ゲレロかな。
ドライブの度に「父さん、ゲレロかけてくれよ」となるのかな。
うむ、楽しみだ。
それにしても、息子が今夢中な『仮面ライダー エグゼイド』を一緒に観ているのだが、これが面白い。
それはもう、信じられないぐらいに面白い。
昨日の放送回なんて、ロックンロール的カタルシスすら感じましたもの。
パッカーン!でしたもの。
ともあれ今後の展開が楽しみだ。
この年齢に仮面ライダーに魅せられるとは全く予想してなかった。
予想外想定外のオンパレードで楽しくてしょうがない。
あれ?オレってこんなんだったっけ?
そもそも、オレが思っていたオレって、ただの思い込みで全然オレじゃなくいんじゃないの?
オレオレオレ。
オレがお前で!お前がオレで!
マイティ!マイティ!ブラザーズ!ダブルエーックス!
そんな気分なのである。
さてと。
今日はこれから、同業の先輩方との昼間からの素敵な会合(@清瀬)があるんだったんだったん。
ハイパームテキモードで挑んできます!

それでは股旅。

必要なのは適当な寛容さ

ようやく梅雨らしい天気になりましたね。
朝のうちは、ちょっとだけ嬉しかったのですが、でも、もう飽きました。
さっさと晴れて欲しいです。
早く梅雨明けしてもらいたいです。
 
 
昨日、妻さんに口癖を指摘され、もう二度と決して口にしまいぞ!と決意するも、その数十秒後にまた出てきてしまいました。
こうなるともう恥ずかしさを通り越して笑ってしまいます。
自分のコントロール出来なさ具合が可笑しい。
 
その口癖ってのが「それなっ!」なのですが、妻に指摘されるまで、まさか自分の口癖が「それなっ!」だとは気づきもしませんでした。
それはもう、しょっちゅう「それなっ!」らしいです。
上記の「それなっ!」の他にしみじみと「それな〜」ってパターンもあるそうです。
 
だいたい妻の意見に同意するときに使うらしく、「本当それ!その通り!」って、ニュアンスなんですかね。
思い返せば、連発してますね確実に。
それで、やっぱり口癖だと指摘されるとなんだか照れくさいわけで、何か代替になるような言葉、もしくは言い回しがないかと思案しているのですが、今のところナッシング。
何かないですかね。
 
 
「本当それなっ!」
と言えば、当店でずっと愛用していたシャンプーが絶版になりまして。
何が「それなっ!」かと言いますと、ホント僕の愛用している品々、好きな食べ物とか、そういうのがことごとく廃盤絶版販売終了となるのです。
それはもう、もれなく悉く面白いぐらいになくなるのです。
 
 
でもまあ、新しい一歩を踏み出すイイ機会だぜと新しいシャンプーを只今お試し中なわけですが、これが結構イイ感じで、もっと早くチェンジしてても良かったんじゃないか?ってぐらいの代物なんです。
 
 
固執するってのも大事ですが、あっけらかんと手放す適当さ寛容さこだわりのなさってのも、ときには必要かもね かもね SO かもね♪ って思いました。
案外スッキリするもんですしね。
 
 
そんなわけで RIDE の新譜を聴きます。
黒人音楽ばかり流すような店と見せかけて、実際はなんでもあり。
そんな自分の感覚を節操ないな〜と自嘲していましたが、これも立派な個性なんかもね かもね SO かもね♪って思いました。
案外もっと自由でイイのでは?
なんて、ちょっと心が丸くユルくなってます。
 
 
「そういうのも、あり!」って感覚も大切ですよね。
適当な寛容さ、身につけたいものです。
 
 
それでは股。

とりあえず、ここはいい気持ち

おはようございます。
早いものでもう六月半ば過ぎ。
梅雨とは思えぬ天気続きで、なんだか腰の据わりの悪い感もありますが、ジメジメシトシトが苦手な私にはフィルソグー。
懸念される水不足を華麗にクリアし、この感じで梅雨明けまで突っ走って欲しいと願う所存であります。押忍。
先週末に納品されたDOODLIN’ BARBER SHOP original ティーシャーツを、タッチアンドゴーで遠方よりご注文いただいた方々に発送したのですが、それらが次々と「無事届いたぜ〜」とSNSで報告して戴いておりまして。
今となっては当然至極なことなのですが、あらためて、この現代社会の物流網 & 情報交換術にしみじみ感嘆しております。
いやはや本当スゴい。
まだお会いしたことのない遠方の同業者の方が注文してくれて、それを着てくれているっつーんだから、スペクタクルとは、まさにこのことだよな〜と思うのです。
ありがとうございます!
近々のご報告としては、まず二十一年ぶりに発表された RIDE の新譜がすこぶる良いこと。
それと、読書中断していた『三四郎』(夏目漱石著)がたまらなく面白いこと。
それから、スピッツの全アルバムがアナログ化するらしいこと。
TOMATOS の「ROCK YOUR BABY」の7inch が再発されてたらしく、でも全然知らなくて、おいおいどうしたのよ情報社会!って感じでもあること……etc。
まあ、そんな感じです。
股旅。

できれば口笛吹いてスキップしながら生きていきたい

今日は水曜日で営業日でありがたいことに予約も入っているのですが、なぜか何故だか私の頭の片隅にある「今日は月曜日」感が抜けないのです。
 
これ、時折あるのですが、一体なんなんでしょうね。
頭ではわかっているはずなのに全然わかっていないような、ふわりと宙に浮いているような浮遊感。
不思議です。
 
 
そんなわけで、朝からキューバ音楽なんてシャレオツなのを珍しく amazon prime music で流しているのです。
なにやら一曲でも聴けば、 Bose の Bluetooth スピーカー が当たるかも知れないらしく、別段必要とはしていないのですが、軽く乗っかってみました。
 
こういう機会でもないと、あまり amazon prime music なんぞは聴かないのですが、あらためて自分で選んだプレイリストを眺めてみると、なかなかのラインナップでワクワクしました。
 
なにやら著作権云々で美容室からも著作権料を徴収しちゃおうなんつーたくらみもあるらしいのですが、amazon prime music で聴く分には無問題なのでしょうか。
その辺の線引きも知りたいところです。
 
例えば、私がコスタリカの小さい島から出たことの無いおじいさんの音楽を店で流していたとして、私が徴収されるなけなしのお金が、そのおじいさんのところに届けられるなら、まだ納得出来るのですが、徴収されたお金は誰の元に行くのでしょうか……
 
そんなのネットで調べろ!
 
なんて乱暴な言葉も聞こえてきそうですが、嫌です。
調べません。
 
 
そういえば、先ほど、某通販サイトのカタログが頼みもしないのに届いたので、今後一切送らないでくれと言おうとカタログが入れてあった封筒に書かれていた電話番号にかけたら「そういった要件でしたらココではない。あそこに電話してくれ」なんて言われて血が沸騰しました。
 
なんかこう、やり口が汚いですよね。
 
こんなこと言われたら途端に面倒くさくなりますもの。
敵はこの私の「面倒くさい」を狙って来てるんですよ。
以前某プロバイダーとの契約を解除しようとしたら、あちこち回されて何度も「ファイナルアンサー?」「これで良いのか?」「その選択で後悔しやしないか?」と訊かれるもんだから気絶しましたよ。
まあ、どうにか解除しましたけどね。
 
 
見渡せば彼方此方に薄汚い罠が仕掛けられているこの世の中。
できれば口笛吹いてスキップしながら生きていきたいものです。
 
 
そうだ。
Works & Labo.さんのご協力の元、鋭意制作させて戴いていたDOODLIN’ BARBER SHOP original Tシャツ。
 
明後日六月十六日、ココ所沢市三ヶ島に移転して丁度二年の日に納品となりそうです。
遠方各地よりご注文戴いた皆々様には、もれなく新色ステッカーも同梱してお届けしますので、もうしばしのお待ちを。
 
色サイズによっては、すでに品切れとなっているものもありますが、多少まだ残っておりますので、ご来店の際は是非とも手にとっていただきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 拝

POSITIVE VIBRATION

おはようございます。
六月十六日に目出度くも、早いもので、この所沢市三ヶ島に移転してちょうど二年!
ってことで、新色のステッカーを作りました。
元の赤青白のバーバーカラーのものを作りつつ、毎年色違いのものも作るってやり方だったのですが、今年は色違いのラスタカラーバージョンだけ作りました。

ラスタカラーのそれぞれの色の意味、赤は血、黄色は太陽、緑は大地なわけで、極東の床屋のおやじさんが使うに相応わしい色遣いなのか?
と問われたら、明快な言葉は出てこないのですが、なんかこうこの色遣いに込められた情熱に共感したいというか、なんちゅうか「まあ、別にいいじゃん!」ってパワーがあるんですよ。多分。
当店のコンセプトにある、『POSITIVE VIBRATION』もボブ・マーリーの曲から戴いたフレーズですし、そこはかとなくジャマイカ臭を漂わせたい床屋のおやじさんなんです。

そんなわけで、出来上がったこのステッカー。
今月中にお越しいただいたお客さまがた(および当店ティーシャーツを遠方より通販でご注文戴いた方々)には、もれなく強制的に戴いてもらいますし、お気に入りのマシーン、お気に入りのツールボックス、ヘルメット、なんでもイイですので、ビシリと貼って戴けたら本望であります。
よろしくお願いいたします。

ココ最近。
僕が痺れまくっている阿部海太郎さんの楽曲たち。
店内BGMとして、ひねもす流しているのですが、痛快なぐらいお客さんからの反応が全くございません。
それは、もしかしたら、なんの違和感もなくスーッと店の雰囲気に溶け込んでいる、もしくはそういう空気感を楽曲が作り上げてくれているんジャマイカと。
そんなポジティブバイブレーションで受け止めております。
今も聴きながら、この駄文を書いているのですが、やはりイイ。
腕やおでこの辺りから、ファファ〜ンと何か心地好いものが出てきているような、そんな気がします。
いや、実際に確実に出てますね。
これが音楽の力っつーやつなんでしょう、きっと。

ただいま、貪り読んでいる『漂流』(吉村昭著)もいよいよ佳境。
読むの遅くね?と思われる方もいらっしゃいますでしょうけども、なんだかもう面白過ぎて読むのが惜しいのです。
だからチョビチョビ読んでいるわけです。
手に汗握って、本をビショビショにしながら。
無人島に漂着した人間が、どう暮らし、どう生き、どのようにして無事帰還するのか。
そこに人間の本質が克明に描かれているのは、前に読んだ同作者の『羆嵐』と同じですね。
宗教とはなんたるものか……
そんな壮大で無邪気な疑問の答えもそこに書かかれてありました。
あくまで僕的な「答え」ですが。
そんな素晴らしい時間を与えてくれる本ですが、今日中には読み終えようと思います。
多分しばし放心状態に陥ることでしょう。
どうやって絶海の孤島から脱出するのかな〜
ああ、楽しみ。
それでは股旅。