とりあえずここはいい気持ち

 

おはようございます。
 
冷たい長雨にうんざりしつつも、ちょっとだけホッとさせられている気持ちもあります。
和み潤ったんですかね。
 
というわけで、今、Aspidstrafly の『A Little Fable』を聴きながら、この日記を書いてます。
あまりにも今日の天気 & 気持ちにジャストフィットし過ぎて、あまりの心地よさに卒倒しそうです。
 
ボブ・ディラン先輩が
 
「朝起きて夜寝るまでの間に、自分が本当にしたいことをしていれば、その人は成功者だ……」
 
なんてことを言ってましたが、決して成功者ではないけども、そういえば自分はしたいことしかしてないよなぁ……と思いました。ありがたし。全然成功者じゃないけども。
 
 
 
映画『リバー・ランズ・スルー・イット』を観ています。
劇場公開時に観た以来だから、二十四年ぶりになるのか。
いつもの感じで、一度に四十分ぐらいずつ観ています
言うならば、読書のような感じで映画を観るってとこですかね。
これが結構いい塩梅で力が抜けていいのです。
 
それにしても、ブラッド・ピットが眩しい。
お兄ちゃん役の主演の人が気の毒なぐらいです。
それと、まだ子役だったジョゼフ・ゴードン=レヴィットが出演していたのには驚きました。
既に将来男前になることが約束されてて、まぁそういうもんだよなぁと謎の感慨に浸りました。
 
 
憧れの田口トモロヲ先輩は今年還暦。
信じられない若々しさであります。
息子の倫太郎が高校三年生になる頃に、僕は還暦を迎えるわけですが、その頃にこんな塩梅に老成出来てたらなら〜と思います。
 
 
最近、よく MUTE BEAT のこのアルバムを聴いてます。もちろんレコードで。
1987年に収録されたライブアルバム。
つまり、僕が高校生のときのライブなわけで、あの頃すでに日本のどこかでこんな音が奏でられていたのだな〜とを思うと、その頃パンクロックに傾倒してた自分の世界の狭さがちょっと恥ずかしくもあり、誇らしくもあるのです。
こんな気持ちわかるでしょう?
 
 
大竹伸朗さんのエッセイ、相変わらず面白い。
こういう眼差しを手に入れたいと願い、日々ぼんやり鼻くそほじりながら生きてますが、いつかその域に到達出来ますかね。
『あれよ星屑』第六巻読了。
最高でした。
帯には是枝裕和監督激賞のお言葉。
ありがたし。
 
 
とっちらかった文章になりましたが、こんな感じで日々過ごしてます。
とりあえず、まあいい感じです。
ありがとう。
 
 
 

あの日あの空拝めるのは あの日のボクらだけ

つい今さっき。

当店のカット椅子の革張り直しをしてくれた RAZZLE DAZZLE の大塚さんがカットしに来てくれまして。(いい仕事してくれますよ。うちのカット椅子見れば一目瞭然だとは思いますが)

カットし終わってから、大塚さんさんが今ハマりにハマっているサーフィンの話を聞いて、あ、自分も近い将来新しい何かにチャレンジしたいなぁ……と(漠然とではあるけども)思ったのでした。

何がいいかなぁ……パパパと思い浮かぶのは、釣りとか山登りとかプラモデルなんですけども、かなり意表をついてサーフィンやマラソンなんてのも我ながら意外過ぎて面白いかもなぁと思いました。

この年齢になると、どうにも新しい何かを迎え入れられなくなってしまい、音楽なんかでも二十代の頃に夢中で聴いたCDを引っ張り出して「今だからこそ響くものがあるね〜」などと、したり顔でほくそ笑んだりしちゃっているんですが、それが悪いとは言わないけども、なんかこうそれじゃ停滞どころか後退な気がするし、幾つになろうとも前進を意識したいっつー思いがあるのです。

どうやら人はそんな想いのことをロックンロールと云うらしいです。

なんてことを、サンボマスターやら、The ピーズやら、イースタンユースを聴きながら、窓の外のうららかな春をハナクソほじりながら想うわけです。春うらら。

 

それにしても、今朝聴いたThe ピーズの『生き伸ばし』って曲が最高過ぎました。

活動再開後の曲なんですよね。それはつまり現在進行形ってことじゃないですか。いいですね、現在進行形。

ガシガシ後ろを振り返りながらも、今のものも感じるっつーのは理想です。

さてと。

そろそろお昼ご飯食べます。

 

 

少なくともオレはチャレンジしたぜ……

こんばんは。

日頃まず体調を崩さない妻が風邪を引いてしまい、我が家はほぼ機能停止してしまいそうなところを、妻は39度の高熱でふらつきながらも気力を振り絞って食事の支度や洗濯、掃除などをしてくれて、どうにかこうにかこの怒涛の週末を乗り越えられました。

妻なしではホント何も出来ないことを痛感。

当たり前だぜと胡座をかいているつもりは決してありませんが、もっともっといたわり、ねぎらってあげないとな……としみじみ感じ入っております。

妻さん、いつもありがとう。

 

さて。

そんな妻と近頃ちょいちょい引用しているキーワード。

「オレはチャレンジしたぜ……」

そう、あの名作映画『カッコーの巣の上で』のワンシーン。

ジャック・ニコルソン演じる主人公が、自分達で行動しない人間たちに苛立ち、目の前で持ち上がりそうもない水飲み台を持ち上げようとする。どうせ出来やしないと嘲笑する中、主人公は必死になって持ち上げようとするが、結局出来ない。

そこで、この言葉だ。

「少なくともオレはチャレンジしたぜ……」

チャレンジしないやつらに鉄槌をかますわけである。

痛快じゃないですか。

例えばです。

街中で知り合いを見かけ、挨拶をしたのに完全に無視されたとするじゃないですか。

そりゃ腹が立ちますが、でも「少なくともオレは挨拶したぜ……」と考えれば、自分の中で自分が完全勝利を収めることが出来るのです。

疎遠になってしまった友人に自ら歩み寄ってみる。

しかし、残念なことに華麗にかわされてしまうとする。

でも「少なくともオレは仲直りしようとした。チャレンジしたぜ……」と思えば、これはもうしょうがないと納得出来るわけです。あくまでも自分の中だけですけども。

人生のあらゆる場面で引用可能なのでよろしかったらどうぞ。

 

そうそう。

今、映画『スポットライト 世紀のスクープ』を観ているのですが、撮影監督が日本人なんですね。

高柳雅暢という方で、他にも

世界にひとつのプレイブック』『ファーナス/訣別の朝』『ブラック・スキャンダル』

など錚々たる作品たちを撮っていて驚きました。

この方を追ったドキュメンタリーとかないんですかね。観てみたいです。

 

今日は朝からずっと竹原ピストルの『ぼくの夢でした』が頭の中でぐるぐるぐるぐる廻っていて離れません。

もうしつこいぐらいずっと鳴り響いてます。

♪君が見させてくれた 夢を叶えるところを 君に見せることが ぼくの夢でした♪

ずっとずっとですよ。

困ったもんです。

でも嫌じゃない「困った」です。

いい感じの「困った」です。

 

それではそろそろおやすみなさい。

明日は妻さんのお加減がよくなりますように……

くだらなくてカッコイイ、それ最強かも。

昨年四月からのこの一年。

こんなに風邪を引きまくった年はありません。

原因は明らかです。

昨年四月から幼稚園に通い始めた息子が、園から純度の高い風邪菌ちゃんをテイクアウトしてくるからです。

そして、目の前でくしゃみはするは、鼻水のついた指で顔をさわってくるはのオンパレード。

伝染らないわけがないのです。

しかも、聞いてはいましたが、この子供がテイクアウトしてくる風邪に大人が感染すると、とってもヘビーな症状を出しやがるのです。

体重15キロ近くなる息子と遊んでいると肩腰背中もガタピシガタピシ。

ほとほと参って白目になることもしばしばなのであります。

だけどもだけど。

これも全て期間限定の今だけのもの。

私の大好きなプレミアムもの、尊く儚いものなのだと思えばお茶の子さいさいなわけです。

息子の成長を間近で体感出来る幸福を噛み締め、今日も私は肩腰背中をガタピシさせるのです。

 

「肩腰、背中」と云えば、言わずもがな、ザ・たこさんの超絶ファンキーチューンなわけです。

こんなくだらなくてカッコイイ曲ってのも、そうざらにないと思うのです。

でも、この歌を ♪俺の痛みがわかるか〜♪ などと口ずさんでいると、通りすがりの人に通報されてしまうかもなので、そっと脳内で自分のガタピシになった肩腰背中に歌いかけるのです。

全然全く一つもちっとも効果はありませんが、くだらね〜な〜と力が抜けるのです。

なんだか色々とアホらしくなって、肩腰のガタピシなど、小さいこったい!と思えるから不思議です。

それではそろそろ。

股旅。

三月半ばも過ぎて、いよいよ春めいて来ましたね。

いいですね、春。

春を告げる強い南風のことを春一番と云いますが、二番目に吹いた風のことを春二番と云うとは知りませんでした。

そして時に春一番が吹かない年もあるらしいですね。

四十五歳にもなって、知らないことがたくさんあり過ぎです。