花が咲いたよ

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息子と妻がタネを植えた向日葵が咲いた。

 

 

いくつか植えた中で、一番大きく高く成長した向日葵が咲いた。

 

 

 

ひまわり、ヒマワリ、向日葵。

 

 

 

使う字を変えると、そろぞれ違う花のようだ。

でも、同じ花なのよね。
そう云えば、息子が通った幼稚園は「ひまわり幼稚園」だったな。
早朝の静寂の中、抜けるような青空の下、真っ直ぐ天に向かって背を伸ばす向日葵を見ていたら、ASA-CHANG&巡礼 の「花」と云う曲を思い出した。
その歌では、
誰も見たことない、あるはずもない、見えるはずのない、咲くはずのない、花……
と歌われているのだが、私は、この向日葵が、その花のような気がした。
ここのところ、毎日酷い暑さではあるけれど、私は夏が好きだ。
さっさと涼しくなれ、秋になれと思うけれど、私は夏が好きだ。

恐竜パラダイスへ行ってきました

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おはようございます。
遅ればせながらも今年も始まりましたね、灼熱地獄。
昨年より遥かに短い猛暑酷暑でしょうけども、油断大敵。
水分塩分をこまめに摂取いたしましょうね。
恐竜好きの息子のリクエストで『福井県立恐竜博物館』に行ってきました。
それだけの目的で電車を乗り継ぎ乗り継ぎ六時間弱紀行ってのは、なかなかの修行モードでしたが、たどり着いたらそこは恐竜パラダイス。
かつての恐竜大好きキッズだった私をも、大いに奮い立たせてくれました。
そのスケールの大きさ、展示物の充実度。
さすがの恐竜のみに特化した博物館。
今風に言うならば「マジハンパなかった」です。
JRとホテルとのセットプランだったのですが、てっきり北陸新幹線で行けると思っていたら大間違い。
東海道新幹線で米原まで行き、そこから福井まで特急「しらさぎ」で。
そこから、さらに「えちぜん鉄道」にどんぶらこと揺られて勝山まで。
それはもうかなりの田舎でしたね。
そりゃ恐竜いたよね〜と思える自然豊かな場所でした。
相変わらずの息子の天上天下唯我独尊っぷりに白目を剥くこともしばしばでしたが、何より感心したのは「体力ついたな〜」ということ。
すぐに「抱っこして」と強請る息子はもういませんでしたね。(実は二度ほど要求されましたが却下しました)
その息子の成長っぷりに一抹の寂しさなんて全然感じません。
これで腰と肩へのダメージがなくなるぜとホッと尻を撫で下しておりますよ。
ああ嬉しい。
近頃は、スパイダーマンをはじめとするアベンジャーズシリーズに興味が移ろいがちだった息子でしたが、再び恐竜ブームが再燃したかな。
出来たら、恐竜や昆虫への興味を失って欲しくない床屋のおやじさんです。
今日から八月。
まだ夏休みは始まったばかり。
息子に便乗して、私も色々新しい経験が出来たらなと思います。
まだまだ知らないことばかりだなと痛感しまくりのエブリデイ。
今回のショートトリップで、東京駅でのJRから丸ノ内線への乗り換え最短ルートを完全に把握しました。
それと、新幹線の車内販売で売られているアイスクリームは異常に硬いから気をつけろと言うことも学びました。
「学ぶ権利」
これだけは生涯行使しまくりたいと思います。
それでは股旅をする。

夏なんです

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おはようございます。

関東甲信越地方はまだ梅雨明けしていないようですが、さすがに今日あたり明けるんじゃないでしょうか。
昨年とのギャップが激し過ぎて苦笑いが止まりません。
外は一気に夏度数が高まってきてますね。
早朝、ふらりと散歩に出たら、ノコギリクワガタが道端に落ちてましたもの。
もちろんテンション上がりまくりですよ。
昆虫は六本脚なのですが、そのうちの一本が既になかった辺りに、胸がキュンとしました。
あ、これが “もののあはれ” ってやつですね、多分きっと。
こうなってくると、やはり はっぴいえんど の『夏なんです』が聴きたくなりますね。
だから今聴いてます。
この、なんちゅうか芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」的な空気感がたまらないですね。
大好物なんです。
夏なんです。
LORD ECHO なんかも同じような空気感を醸し出してくれますね。
夏感と言えばいいのでしょうか。
いいですね、夏感。
サウナの後の水風呂にも、同じ静けさがありますね。
あれも、いいですね。
近頃よくお客さんに「あれ?風邪ですか?」とか「声?大丈夫ですか?」と訊かれます。
いや全然何もありませんが、変ですか?
え〜変です。
みたいな会話が増えてます。
心当たりはあるっちゃあるんですが、これは多分きっとあれだなとピンと来ました。
ほら、おじいさんって「ワシはな〜」なんつって、しゃがれ声じゃないですか。
ヤングな声とは程遠い感じで。
でも、あれって一朝一夕でああなるわけじゃないと思うんです。
少しずつフェードインして行く感じね。
だから、今の自分のこの声は老化の一つなのではないかと。
これから徐々にしゃがれ声になって行くんじゃないかと。
その始まりじゃないかと。
そう思うんです。
夏なんです。
明日は最終火曜日ですが、お休みさせていただきます。
水曜日からまたよろしくです。
DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 高崎哲平 拝

虫採奇譚

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誰もあまり興味が無いかもしれないが虫採りの話をしようと思う。

 

 

まず、そのあてる漢字なのだが「虫採り」なのか「虫捕り」なのかで、ずっと迷っている。

どちらも良い勝負でいい塩梅なのだ。
だが、ここは「虫採り」で行くとしよう。
なんだかそんな気分だからだ。
そんな甚だどうでも良い話でスタートさせてもらう。
今朝も、五時に起きてハンティングに出かけた。
狙うはノコギリクワガタだ。
今年もまた正直カブトムシはもうノーサンキューな状態に突入している。
そのぐらい、ビックリするぐらい、カブトムシは採れてしまうのだ。
きっと愚鈍だからだろう。
クワガタはそうは行かない。

懐中電灯でその姿を照らし出したら、すぐに捕獲しなくてはいけない。
そこから目を離してしまったら、もうゲームオーバーなのだ。
あいつらは、その瞬間にストーンと樹から落下し、落ち葉の中に素早く身を隠してしまうのだ。
ブイーンと飛んで逃げたりはしない。
やつらはダイブして逃げるのだ。

 

 

 

 

 

ここで賢いやり方として、事前に目標となる樹の下に新聞紙などを敷くという作戦がある。

さすれば、落ち葉の中に逃げることは出来ないからね。
だが、なんだかそういうことはしたく無い私がいる。
トラップを仕掛けるのも、どうにも気が進まない。
雑木林に侵入し、匂いと音と気配を察知し、やつらを捕獲する。
そこにこそ醍醐味があると思うのだ。
誰も褒めてくれないし、誰も認めてくれない、密かなこだわりなのである。
今回は、長袖長ズボン、園芸用長靴、帽子、首回りを保護するタオルを着用する完全武装で臨んだ。
下草が刈られていない雑木林にアタックし、新たなる樹液あふれまくりポイントを見つけるためだ。
しかし、すぐに凹んだ。
何しろ暑い。
そして、容赦無く顔にまとわりつく蜘蛛の巣。
そして、グニャ、ムニャと足裏に伝わる謎の感触の気色悪さ。
そして、今年やけに多いスズメバチの猛追。
「俺はいったい何をやっているんだ?いい年齢のおっさんが……」
と哀しき自問自答しまくりである。
そして、自分でも気づいていた。
これはもう息子のための「虫採り」では無いことを。
確実にそれはもう自分のためになっていることを。
どうやら巷では、カブトムシおじさん的な不審者情報が多く出ているそうだ。
「カブトムシ見たい?」
と児童に声をかける中年男性……そんな事案が頻発しているのだそうだ。
一応言っておくが私では無い。
しかし、先日一人で虫採りに出かけた際、目の前に多くの甲虫たちがいるにも関わらず、スズメバチもまた多くいたせいで、採るのを断念し「悔しいな〜参ったな〜」と満面の笑顔で雑木林から出てきたところを、散歩中の親子に見られてしまった。
もしかしたら、不審者情報として報告されてしまったかもしんまい。
「明日は四時に起きて行くよ!」
息子はそうシャウトして寝床に入った。
うむ、その時間ならクワガタもきっと採れることだろう。
明日は採るぜ!
しょうもない話で、どうもすみません。

思えば遠くへ来たもんだ

今朝ふと思ったこと。

いつの間にやら、この髪切り稼業に従事して二十五年近く経っていました。

人生の半分を床屋のオッサンとして過ごしたってことになりますか。
思えば遠くへ来たもんです。
二十年以上のお付き合いになるお客さんも少なくない。
出会った当時、中高生だった男子が、今やいっぱしの大人になっている。
初めての恋愛に右往左往していた少年が、幾人もの子持ちになっている。
入学式や卒業式や成人式、入社式に結婚式に、お宮参りやら、なんやらかんやら。
人生の要所要所肝心なところで、髪を切らせてもらいました。
「このときの髪、テッペーさんに切ってもらったんだよね……」
だなんて、皆さんが写真を見ながら思い出すことはないだろうけども、手前勝手に自己満足させてもらっています。
ありがたし。
これまでの二十五年の速さを考えると、これからの二十五年はさらにスピードアップするのだろう。
それ即ち、あっちゅう間に七十歳越えってことか。
ま、もちろんそれまで無事生きていられたらの話ではありますが。