流されることなく 流れをつくる

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どうもこんにちは。
今のところ晴れてはいますが、これから天気は下り坂。
しばらく曇天雨天の日々になるらしいですね。
四歳半、幼稚園の年中さんである息子は本日遠足。
羽村にある動物園に行くそうで「何を見るのが楽しみ?」と訊いたら「おさるさん!」と言っていた。
これを機に動物にも興味が向いたりなんかしちゃったりして。
昨年、多摩動物園に連れて行ったときはあまり関心を示さなかったのにな〜成長したもんです。

ともあれ、晴れて良かったね。
今日を逃したら予備日もずっと雨みたいだし、ギリギリセーフだったね。
ギリギリ、イイよね。
そうそう。
妻さんが、またまた爆発的にさりげなく当店の十三周年祝いを贈ってくれました。
妻が選んだフォント&カラーで作ったオリジナルマグネット。
いや〜これはイイ!
海外で注文してくれたらしく、ホントいつの間にこういうの見つけてくるの?と感心しきり。
しかも、毎度恒例なのですが、そんな素振りは全く見せやしない。
女性なのに僕よりずっとずっと粋だぜ。
周年祝いとかなんとか毎年言っていると、眉間にしわを寄せる人もいるようだが「俺、こんなに続けちゃっているよ!頑張っているよ!褒めて!」ってなしょうもない自己顕示欲が全くないといえば嘘になるかもだけど、その真芯の部分にあるのは継続維持できたこと、それを支えてくれたお客さんや友人や家族への感謝の気持ちなんです。
そこのところ、ご理解いただけたら嬉しいのですが、いかがでしょうか。

突然話は変わります。

どこかの中学で給食を残す子が大勢いて問題になっているそうだが、これは多分の話なんだが、ホントにまずいと思って残している子は少ないんじゃないかなとちょっと思った。
誰かしらクラスのリーダー的キャラの生徒が

「これまずくね?これ食うやつ信じらんなくね?」

とか言うもんだから、それに右向け右したんじゃないかと。
「うまい!」より「まずい!」の方がカッコイイみたいな感覚って中学生にありがちだしなと。
とまあ、そんな風に思ったのは、僕の手前勝手な想像だけではなく、実際テレビでその中学の卒業生がそんなことを言ってたからなんですけどね。

事実、ここの給食が信じられないぐらいマズイかどうかは置いといて、僕が考えたのは、あれ。
ボブ・ディランの唄『FORVER YOUNG』の中の一節。

「流されることなく 流れをつくりますように……」

これを息子に実践して欲しいぜってこと。
みんながそうだって言うから、自分の感覚はさておき乗っかっておくみたいな人間ではなく、「いや、でも俺はこう思うぜ!」と言い、むしろ自らが逆の流れを生み出すような、そんな人間になって欲しいなと。
そんなことを、この給食問題からはるか飛躍して、僕はこう考えたのでした。
流されることなく 流れをつくる……
そうありたいし、そうなりたいものです。
さてと。
そろそろ仕事に戻りましょうかね。
ちょいと短めに書こうと思ったのに気づいたらこの長文。
どうにかならんもんかね。笑
股旅。

ラッキー&ヘブン

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こんばんは。

ここのところ、四歳半の息子と接しているときに、父はどんなだったっけかな……と父が僕と接していたときのことを薄ぼんやりと思い出すことが多いのです。

叱られることは多かったですが、そういえば父は僕にイラッとした表情を見せたり、感情に任せて怒鳴ったり、睨みつけたり、そういうことをしませんでした。
いつもニコニコ寛大に許してくれるってのとは程遠かったし、酒に酔って大声を出すこともあったけど、恐怖を感じることはなかったかな……と。

それに比べて自分はどうかなと。
甚だ低レベル、酷いもんだよなとちょっと落ち込みました。
そして、この年齢になってあらためて父を尊敬する思いに満たされましたのです。
まぁ、多少美化はしてますけどね。
美化、イイじゃないですか。
どんどんしていきたいと思います。
昨日は息子の運動会でした。
父が僕の運動会に来てくれた……と云う明確な記憶はないのですが、一緒にフォークダンスをしている写真があるんですよね。
なんか凄いな……と。
あの寡黙頑固意固地偏屈親父が、幼稚園の運動会に来てくれていたんだな……と。
今まで、当たり前だったことが突然ものすごく嬉しい価値のあるものなったりして。
なんだか面白いな……と。
朝五時に起きて弁当を作ってくれた妻ちゃん。
それを園庭の隅っこにレジャーシートを広げて三人で食べる。
美味しいねと微笑む息子。
日差しが強くなって来たと、ハンカチをフェンスにかけて少しでも日差しを避けようとする妻。
それをぼんやり眺めながらサンドウィッチを頬張る自分。
全てが名場面だな……と。
そんな風に感じました。
さて明日はどこに出かけようかしら。
おやすみなさい。

DOODLIN’ BARBER SHOP 爆発的にさりげなく13周年でございます

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こんにちは。
本日、十月五日。
さりげなく我が DOODLIN’ BARBER SHOP は、目出度くも開店十三周年を迎えさせて戴きました。
これもあれも何もかも、皆々様の暖かいお力添えとご指導とご愛顧と、えっとそれから、ご支援のお蔭と心より御礼申し上げます。
どうもありがとうございます!
現店舗になって二年四ヶ月弱になりますが、場所は違えど自分の中では脈々と引き継がれている云々がたくさんありますので、やはりこの十月五日は重要な日に位置づけられてしまいます。
六月の移転記念日を迎えるたびに、十月五日は華麗にスルーしようぜ!と己に言い聞かせてはいるのですが、いざこの日を迎えると誰かに伝えたくてしょうがなくなってしまうのです。
どうもすみません。
さて。
移転してから今まであっちゅう間な感じなのですが、其処彼処に少々の使用感が出てきているってのが現状なのであります。
まずは入り口のポーチ。
ここの床と柱を塗り直さなくちゃですね。

それと名刺。
これも増版注文いたしました。
いつの間にやら、あちこちに配ったようで手元には残りわずか。
数百枚の名刺は今頃どこを旅しているのでしょうか。

それからステッカーも注文しなくては。
夏前に作ったラスタカラーのステッカーが既にナッシング。
どうせなら新色にしてしまうかって考えが頭をもたげて迷い中です。
そうそう。
先日「古着屋 SANDINISTA! STUDIO」の十周年パーティで光栄にもレコードセレクターをやらせていただきました。
久々の晴れ舞台ってことで極度に緊張しましたが、どうにか役目は果たせたのではないかと自負しております。
SANDINISTA! STUDIO店主の船戸くんが、Dr. Feelgood の「She Does It Right」を流していたのですが、どの機会だったか不確かなのですが、以前船戸くんとご一緒したときもこの曲を流していたんですよ。
それがもう猛烈にかっこよかった印象だったので、また聴けたのが嬉しくてですね。
店に戻ってから、あの興奮よカムバック!と思って聴き直してみたら、確かにカッコイイのですが何かが足りない。
音量とか、シチュエーションとかいろいろありますが、圧倒的な違いはやはり誰が選曲したかっつーところなんです。
やはり、船戸くんが、あの場所あの時間あのタイミングでかけたってことが重要なんですね。
それらが相俟って、あの格好良さが生まれるのだと。
あらためて確信した次第であります。
僕はと云いますと、この日選曲した中でもとりわけ思い入れがあったのが
Daft Punk の「Superheroes」でした。
この曲が収録されているダフト・パンクの2ndアルバム「Discovery」は、どの曲をかけても間違いなしってぐらいの名作パーティアルバムで、発売されたその日から今日まで心底大好きな一枚なのですが、ここ最近、このアルバムへの思い入れが急上昇していたのです。
どうにも日々の気持ち気分にフィットしてたんですね。
息子が店にいるときに「もしかして気に入ってくれるかな〜」と流したりしてたのですが、それが何でなのかわからなくて、でもわからなくても別に良くて……と思っていたら、ついさっきレビューを読んで「これだ!これなんだ!」と激しく膝を叩きまくったのです。
そこにはこう書いてありました。

「生まれてから十歳ぐらいまでの無邪気な気持ちをディスコ、ポストディスコ、ガレージハウス、シンセポップで表現した……」と。

なるほど!
心底納得させてもらいました。
息子と過ごす日々を音にしたのなら、こんな音になるのですね。
そして、それは古今東西不変のものなのですね。
このアルバムの永久不滅なキラキラ感の根本をなすものが何のかわかりました。
素晴らしい仕事ですね。

またまた話が行方不明になってきてしまいました。
ともあれ DOODLIN’ BARBER SHOP 十三周年。
来てくださっているお客樣方に感謝。
この日記を読んでくださっている方々に感謝。
ボクを支えてくれている家族に感謝感謝なのでございます。
どうもありがとうございます。
今後とも、どうぞどうぞ DOODLIN’ BARBER SHOP をヨロシクお願いします。
2017年10月5日
DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 高崎哲平

今宵、不死身のエレキマンに会いに行く

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こんにちは。

七月から我が家にいるカブトムシ、クワガタムシ連中なのですが、来店したお客さんたちも驚愕する事態。
十月に突入したというのに、まだまだ元気です。
さすがにカブトムシとノコギリクワガタのほとんどは天国に召されたのですが、二十数匹いるコクワガタはまだ一匹もゴートゥーヘヴンしてません。

コクワガタが越冬するらしいとの情報をキャッチしたときは、半信半疑だったのですが、今は確信に変わりました。
これはもう確実にしますね、越冬。
一時は、店内にムシ臭が漂うことを警戒しておりましたが、その臭いの大元であるカブトムシのオス連中が全滅した今。
全然漂わないね、ムシ臭。
さて。
今宵は二十年近くのお付き合いになる船戸くんが営む『古着屋 SANDINISTA! STUDIO 』の十執念パーティ。(「執念」は変換ミスではないそうです)
光栄なことに、僕もレコードセレクターとして呼んでいただきました。

でも、呼ばれたと云うより、押しかけるって方が合ってるかもな。
実は以前 船戸くんと『BACK 2 BACK』(一曲ずつ交互に選曲すること)をやったことがありましてね。
それが猛烈に楽しくて、いつかまたやろうよ!と熱烈ラブコールを送り続けていたものですから「あの床屋のオッサン、うるさいからこの辺でやらせてやるか〜」って流れだと思うんです。
船戸くんは優しいから、そうは言わないけど、確実にそうですね。
数年ぶりのレコード選曲人なわけで、早くも俄然緊張して来ているのですが、ココで床屋のおやじさんは考えました。
自分がどうしたいかはちょいと置いといて、まず自分に求められているものは何かを見極めよう!と。
どうです?
ナイスミドルっぽくないですか?

僕が求められていること。
それは、その場にいらっしゃる「SANDINISTA! STUDIO」のお客様方を楽しませることなわけですが、その前に店主の船戸くんを喜ばせないといけないとですよね。
何せ十周年、いや十執念ですから。
いろいろ様々大変だったはずなんです。
ちょっとだけ先輩の僕としては、やはりそこを労ってあげないとなわけです。
ポンと肩を叩いて「それでいいんだよ!」と言ってあげなくちゃなんです。

だから、そんな選曲をします。
僕の中で勝手に船戸くんのテーマ曲に認定している THE HIGH-LOWS の『不死身のエレキマン』は絶対かけることをココに誓います。
さてと。
そろそろ選曲しますかね。
あ、DOODLIN’ BARBER SHOP の五周年のときにアラヤンに描いてもらった看板も、さすがにイイ感じを通り越した濃厚な味が出過ぎて来ているので、そろそろリペイントしてもらわなくちゃ。
今夜、きっとアラヤンも来るだろうしお願いするとしよう。
それでは股旅。

そろそろバージョンアップ

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妻さんは、月曜日から金曜日まで、息子が幼稚園に行く日には毎度六時に起きてお弁当を作っています。
毎日、ああでもないこうでもないと試行錯誤し、栄養バランスがとれていて、かつ美味しく、息子の好みも考慮しながらメニューを考えている妻には心底敬服いたします。
ふと今朝。
自分の幼少時のことを思い出しました。
幼稚園の頃、お昼近くになって母が弁当を届けに来ることがありました。
出来立てホヤホヤなことを普通に喜んでいましたが、今思えばあれ。
寝坊したり、何かしらの事情があって、母が弁当を朝作れなかったことがあったってことですよね。
まあ、いろいろ大変だったんだろうな。
毎朝の妻の姿を見てて、そう思います。
ホント大変ですよ、毎朝弁当作るって。
しかも四歳児ですから、母のそんな日々の奮闘もそんなの関係ネーなわけです。
容赦なく、お気に召さなかったら残すっつー有様。
僕と同じように、息子が感謝の気持ちを抱くまでにはあと数十年を要することを考えますと切ないもんです。
親の心子知らずとはよく言ったもんだ。
何事も時間がかかるものなんですね。
簡単にパパッとイージーにはいかんもんです。

ともあれ、日々の妻の奮闘っぷりには、ありったけの敬意を払おうと思います。
感謝!

 

 

これまた今朝。
週刊モーニングに掲載されている『宇宙兄弟』を読んでいましたら

「二人以上の誰かに同じことを褒められたのなら、それは間違いなくお前の真実だ。信じていいんだ」

ってセリフがありましてね。

案の定、僕は自分の半生を振り返り始めるわけです。
どうだいテッペー?
貴様は二人以上の誰かに同じことを褒められたことはあるかい?ってね。

しばし思案するも、残念ながら、思い浮かびませんでした。
多分きっとあるはずなんですけどね。
いや、あるに違いないんですけどね。
パッと出てこなかったんです。

昨日読み終えた『社会人大学 人見知り学部 卒業見込』(若林正恭著)にもいろいろと考えさせられました。
自己中心的自分大好き人間の僕としては、一体全体世の中はこの自分をどのような存在として受け止めてくれているのだろうか……だなんて自惚いっぱいのことを図々しく考えました。
もちろん、その答えは出ないのですが、こういうことを考えるのが好きなんです。
面倒臭い自分を自覚するのが気持ちいいんです。

 
さて、次は遠藤周作先生のエッセイ『ルーアンの丘』を読まなくてはな。
一冊の本を読み終えるたびに、なんかこう自分がバージョンアップしたような、そんな気にさせられて、なんかこうちょっとだけ自信が深まるような、そんな気がするのです。
全部気のせいかもしれないけど、それでいいんです。
気のせい、大好物です。

それではそろそろ股旅。