だんだんわかった

ここ数年、気温32℃を超える辺りから段々効きが悪くなるエアコンちゃん。

いろいろと原因は考えられるのだが、その道のプロフェッショナルの方々の多くが「シーリングファンを付けたらだいぶ変わりますぜ」とアドバイスしてくれるので、ちょっと勇気を出して設置してみることにした。

いや実は、そもそも五年前の移転当初から付けた方がイイと言われてて、ちゃんとシーリングファン用の接続器を天井に用意はしてたのだ。
ただ、付けなくても全然平気な夏を二回も過ごせたもんだから、これはもう設置しなくて大丈夫かな〜と日本の夏をナメてかかったのが間違いだった。
三年目にあの猛烈な酷暑に襲われて流れが全て変わった。
全ての原因は私の甘さだったんだったん。

ヨッシャこれだ!
ってものを先ほど注文したので、近日中に設置する運びとなるだろう。
その効果が絶大であることを切に願う。

ともあれ、近頃どうにも「クレヨンしんちゃん」なのである。
なぜかなぜだか、とんでもなく面白く感じている。

その昔、兄に『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』を観るべし!と言われて観たとき、私はまだ独身真っ盛りで「クレヨンしんちゃん」のキャラクター設定など全く理解してなかったもんだから、全っ然その面白さが理解出来ずチンプンカンプンだった。

だがしかし!
一児の父となった今は一味違うわけで、つい先日十数年ぶりに観てみたら面白過ぎて感動してしまった。
こうも人の感覚ってのは変わるものなのか。
変わるものなのである。
人は変わるのだ。
クレヨンしんちゃんが、それを証明してくれた。

それにしても、野原ひろしである。
野原ひろし、言わずもがな「クレヨンしんちゃん」の主人公野原しんのすけの父だ。
ひろしが魅力的でしょうがない。

野原ひろしは足が臭い。
私はずっと、それがただの中年男ってこんなもんだよね的なキャラ設定だと思っていたのだが、これが違っていたことに気づいた。
ひろしはサラリーマン。
朝から晩まで革靴で、あちこちに行く。
だから足が臭いのだ。
家族のために一所懸命働いているお父さん……
ってことの現れだったのだ。
深いぜ。

仕事の合間に、ちょっとずつ書いてたら結構とっ散らかった文章になってしまった。
ごめんなさい。

次は、クエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」について熱く語りたいと思う。

それでは股旅。

やはり音楽は素晴らしい

学生時代、足繁く通っていたレコード屋の店主さんが急逝なさったと聞いたのは数ヶ月前のことだった。

店主の方とお話をする仲までにはなれなかったし、江古田から下北沢に移転してからは、ほとんど行けてなかったけども、あの店ではいろいろ勉強させてもらったな……

としみじみしていたら、店主亡き後のショップ閉店費用の捻出のためにクラウドファウンディングを実施するとの知らせが入り、よし、それじゃあと支援することにした。

で、今さっきそのリターンとして、レコードやら何やら諸々がギッシリ入った荷物が届いたのだが、開けてびっくり玉手箱。そこには伺っていた量をはるかに超えるお宝たちが入っていた。

私のために選んでくれたわけではないレコードたち。自分が選んだものでもないレコードたち。

知っているアーティスト、知っている曲もあれば、全然聞いたことのないアルバムもある。

12inchレコードも、7inchも、テープも、CDも、バッジも、ステッカーも入っていた。

そこには夢が詰まっていた。

ロマンティックが止まらない。

一枚一枚じっくり大切に聴こうと思う。

あらためて感じ入った。

やはり、音楽は素晴らしい。

大丈夫、希望は隣に座っている

緊急事態宣言が解除され、息子の登校日も少しずつ増えてきた。

「行きたくない〜」とグズリながら登校するのだが、帰ってくると晴々した顔で「楽しかった〜」となる。しばらく、この繰り返しなのかな。

どうやら夏休みも、冬休みまでも、かなり短くなるみたいだし、なんだか色々と変化が起きているのだが、案外自分は「まあ大丈夫っしょ!」の精神の方が勝ってて、我ながら気楽なもんだと呆れている。

学校だけではなく、コロナ禍の影響で様々遅れが出ているようだ。

来月には移転五周年だぜ!

ってことで小手指のコーヒーショップ “lit ” さんのご協力を得て作ることにした DOODLIN’ オリジナルブレンド のドリップバッグなのだが、こっちに移転して初めて営業した記念日である六月十六日までには、どうやら全然間に合わないようだ。(すみません)

ってことは、只今絶賛予約注文受付中の “Go Slowly” Tシャツ(略してゴスロリTEE)も納品されるまでにかなり時間かかっちゃうのかもしんまい。休業中に受注したものを営業再開から順次作るってことなら、確実にそうなるだろうな。参るぜ。参るけど、コレばっかりは仕方がない。“Go Slowly” を標榜しといて、「早くして!」とケツを叩くつーのはナンセンスだもの。みつを。

遥か前に注文していた THE STROKES の新譜も二ヶ月近く遅れて届いたし。でも、中身最高だから全然良いし。

“Go Slowly”

意訳すれば「ジタバタするなよ、ホコリが立つぜ……」なわけで、その精神を、自分に都合の良いとこにだけ当てはめるなんてことはね、しちゃいかんよね。

大丈夫、希望は隣に座っているんだぜ。

Go Slowly

新Tシャツ。
これはなかなか良いのが出来そうだ!
とは内心密かに思ってましたが、予想以上の反響をいただきとても嬉しいです。

屋号をフロントに載せないってのは、新しい試みでしたが、タグには DOODLIN’ とあるわけで、間違いなくうちで作ったものなわけです。

これからは、そういうのもありだなー、いや、もはやこういう方が良いのかもなーと漠然と感じ入ってます。

今月末にご注文を締切、制作に入ります。
XS、XL、XXLとキッズサイズは受注生産になりますので、欲しいぞ!って方は御連絡ください。

他サイズは、ご注文分プラス若干数作りますので、現物を見てから決めたいって方は是非とも手に取ってみてください。

もちろん通販も承ります。

お買い上げいただいた方々には、もれなくDOODLIN’ オリジナルブレンドコーヒーのドリップパックを差し上げます。

お値段は3800円。

キッズサイズは2500円。
(キッズは、バナナイエロー、レッド、スカイブルーも作ります)

『Go Slowly』Tシャツ。

略してゴスロリTEEを是非‼️

そんな時代になる いや、もうなっている

早いもんで、来月で移転して五年になる。光陰矢の如し過ぎである。あのとき二歳だった息子は七歳になり、小学二年生になった。妻さんは四十代になり、私は四十代最後の年齢になった。

と言っても、世の中はこの有様。三ヶ月近くも学校は休みになり、外出も控えなくてはなわけで、ここ最近は “家族漬け” なのである。ホントまあ、よく漬かったもんだ。

こんな濃厚濃密な家族時間は、これで最後かも知れない。そう考えると、これはもしや私の大好物である “期間限定” “プレミアム” な、ある意味貴重な時間だったのかも知れない。

こんなふうに書くと、こんな時間もそろそろ終わりの予感ムンムンな感じだが、実際どうかわからんのが現状なわけで、ある意味「希望的観測」なだけなのだが、ソロソロね、終わってもいいんじゃないのコロナちゃん。

移転して五年になるのか……そうか……

ってことで、今新しいTシャツを作っている。毎年この時期に新作を出していたのだが、今年はほらね、こんなんじゃない?ってことでアイデアだけをつのらせて、そこでストップかけていたのだが、とあるお客さんの

「偉い人がくれるお小遣い十万円を有意義に使いたい。ネット販売とかじゃなく、縁のある繋がりのある実店舗がある店で……なのでTシャツ作らないんですか?作るんなら買いたいです!」

とのありがたき御言葉で、一気に作る運びになったんだった。で、まあこんな世の中だし、おこがましくも何かメッセージ的な文言を載せたいなとムンムン考えて「お〜コレだ!」と思いついたのが  

“Go Slowly”

まあ色々あるけどゆっくり行こう……ってね。そんな悠長なこと言ってる場合じゃないぜとお叱りをうけるかもだけど、いいじゃないですか、暮らしとか生き方に理想があるって。そういうの大事にしなくちゃいけない時代になったんじゃないかなと。

で、ここで種明かし。今回の、このデザインの元ネタになったのは「トイ・ストーリー」のエンドクレジットです。あの字体にグッと魅力を感じてて、いつか使いたいなと思ってたのだ。

こういうこと考えているときはホント楽しい。楽しいことばかりで周囲を固めていけたらなと思う。みんながそうすれば、きっと楽しい世の中になる。

そんな時代になる。いや、もうなっているかも。