Happy Songs For Happy People


どうもこんにちは。
 
こう初夏のような陽気が続くと、お客さんからの要望も多々あり、店内 BGM にSKA が流れる頻度が上がってきた。
 
いやはや、やっぱり良いな、SKA。
SKA、好きだな、オレ。
 
せっかくだからレコードで聴こうと、ドン・ドラモンドの「In Memory of Don Drummond」をかけると、店内の空気は一変。
ユラリユラユラノンビリダラダラ。
こいつが労働意欲をグングン急上昇させやがるから最高だ。
 
そしたら、お客さんが「これって何十年代の音楽なのですか?」と訊くので、「六十年代の頃ですよ」と答えつつも、ちょっぴり自信がなかったので調べてみると、やはり六十年代の録音だった。
じゃあついでにと、ドン・ドラモンドの生い立ちと経歴を調べてみると、
 
“精神的に異常がみられ、1964年には恋人を殺害し、1969年に39歳で死亡するまで、精神病の施設で暮らした。
公式の死因は自殺だが、政府の陰謀説や他殺説もある……”
 
だなんて書いてあって、白目をむいて凹んだ。
 
 
ハッピーな音楽と見せかけて、実は影を感じさせ、そこがまたたまらない魅力である SKA 。
ドン・ドラモンドの人生が、そう感じさせる一因のひとつのような気がして心震えた。
 
 
もしかしたらこの世にハッピーな音楽なんて存在しないのかもな……と思ったので、ファレル・ウィリアムス の「Happy」のPV を観ることにした。
 
「ハッピーな音楽なんてない? そんなことないぜテッペー! オレがそれを証明してやるよ!」
 
とファレルが歌いかけてくれるような気がしたからだ。
 
 
♪悪いニュースってがやってきて
あれやこれやと言ってくる
ああそうだな 
言いたいことがあるんなら
遠慮せずに言っちまえ
そうだな でも言っとくけど
何を言われても平気だね
はいはい あんたには悪いけど
そんなことしたって時間の無駄だぜ
どうしてかって?
 
ハッピーなんだよ
浮かれる気持ちを抑えたいけど
ハッピーなんだ
 
この浮かれる気持ちを抑えたいけど
どうやっても無理なんだ
もうちょっと落ち着きたいけど
嬉しすぎてどうしようもない
 
この浮かれる気持ちを抑えたいけど
どうやっても無理なんだ
とにかく落ち着きたんだよ……♪
 
 
なんなのこれ?笑
笑っちゃうぐらいにハッピー全開だ。
ここまで、ウホー!シ・ア・ワ・セー!と絶叫されると痛快である。
 
やはり、ハッピーな音楽は存在した。
どうもありがとう、ファレル。
 
 
本日は定休日。
色々とやらなくてはならないことがあることに感謝。
 
 
股旅。

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