ラッキー&ヘブン

こんばんは。

ここのところ、四歳半の息子と接しているときに、父はどんなだったっけかな……と父が僕と接していたときのことを薄ぼんやりと思い出すことが多いのです。

叱られることは多かったですが、そういえば父は僕にイラッとした表情を見せたり、感情に任せて怒鳴ったり、睨みつけたり、そういうことをしませんでした。
いつもニコニコ寛大に許してくれるってのとは程遠かったし、酒に酔って大声を出すこともあったけど、恐怖を感じることはなかったかな……と。

それに比べて自分はどうかなと。
甚だ低レベル、酷いもんだよなとちょっと落ち込みました。
そして、この年齢になってあらためて父を尊敬する思いに満たされましたのです。
まぁ、多少美化はしてますけどね。
美化、イイじゃないですか。
どんどんしていきたいと思います。
昨日は息子の運動会でした。
父が僕の運動会に来てくれた……と云う明確な記憶はないのですが、一緒にフォークダンスをしている写真があるんですよね。
なんか凄いな……と。
あの寡黙頑固意固地偏屈親父が、幼稚園の運動会に来てくれていたんだな……と。
今まで、当たり前だったことが突然ものすごく嬉しい価値のあるものなったりして。
なんだか面白いな……と。
朝五時に起きて弁当を作ってくれた妻ちゃん。
それを園庭の隅っこにレジャーシートを広げて三人で食べる。
美味しいねと微笑む息子。
日差しが強くなって来たと、ハンカチをフェンスにかけて少しでも日差しを避けようとする妻。
それをぼんやり眺めながらサンドウィッチを頬張る自分。
全てが名場面だな……と。
そんな風に感じました。
さて明日はどこに出かけようかしら。
おやすみなさい。

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