棚が充実し始めた

移転して早いもので二年半弱。
新店舗には、そこに自分の全てが詰まっているような棚を作りたいと意気込んでいたが、ココに来て充実度がだいぶ増して来たような気がする。
レコード、本、CD、帽子、その他飾りもの。
全て、今の自分を構成するものばかりだ。
これらは髪切り稼業において、絶対必要なものたちではないのだが、これがなくては自分ではないし、DOODLIN’ BARBER SHOP にはなりえない。
そういうもののことを現す言葉って何なのだろうか。
なんかこうグッと来る言い回しがあったら教えて欲しい。
さっき、カーラジオを流しながらブロロロンと走っていると英語が堪能なDJとゲストのアメリカンが英語でペラペーラと話してて、それから「ハーッハハハハハッハー!」と実に外国人っぽく大げさに笑いあっていていて、一呼吸おいてから、DJが「今、これこれこういうことを話してたんです。ハハッハ〜!」と後付け説明してくれたのだが、全然面白くなくて白目になった。
あれ何なんだろうか。
もし私に英語力があったのなら、同じタイミングでハハハハッハッハハハッハー!と笑えたのだろうか。
こんなこと書いているが、実際は外人のああいう感じは好きだ。
でも、日本人が同じノリだったりすると、ちょっと照れくさくなる。
あれ何なんだろうか。
これがいわゆる“コンプレックス”ってやつ何なのだろうか……
BE MY BABY。
今、満を持して映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』を観ている。
ヒップホップ・グループ、N.W.A.の結成から脱退、再結成までを描いた伝記的映画だ。
うちのお客さんからも「面白い!」という声が多々聞かれたし、私としても興味津々な作品でもあった。
例によって、一日四十分ずつ観るという自分的にはしっくりくる鑑賞法で観ているのだが、序盤からクライマックス直前まで怒涛の面白さではある。
当作品を絶賛していたお客さんの一人が「ヒップホップや、N.W.A.を知らなくても楽しめる青春映画ですよ」と言っていたが、まさにその通りだと思った。
まあ、映画の内容はさておきだ。
N.W.A.初期のメンバーでもあったアイス・キューブを演じている役者さんが鳥肌が立つぐらい似てて、世の中にこんなに似ている人いんの?と独り驚愕していたのだが、調べてみたらアイス・キューブの実の息子さんだった。
でもね。
息子とはいえ、ココまで似るものなのかと。
遺伝子の脅威を感じざるを得ないわけである。
ともあれ、今後の『ストレイト・アウタ・コンプトン』の展開が楽しみだ。
ギャングスタ・ラップってあまり聴かなかったし、今後も聴かないつもりだったけど、少しだけ聴いてみようかしら。
う〜ん、でも聴かないかな。
店で流すのもなんかこうちょっと合わないだろうし。
さてと。
んじゃ、そろそろ庭の落ち葉拾いします。
股旅。

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