心のないやさしさは 敗北に似てる

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灼熱の日々が続きますが、皆さんお元気ですか?
私はどうにか元気です。

 

 

ふと思い出したこと。
あれは私がまだ中学生ぐらいだった頃。
よく父親にビデオをレンタルして来てくれと頼まれました。
これといったタイトルを指定するのではなく、アクションのコーナーにあるものを適当に二、三本選ぶべしとの指令。
以前借りたものだったら、店員(父行きつけの店だったのだ)がちゃんと指摘してくれるから大丈夫とのこと。

 

何でいつもしょうもないB級感溢れるものばかり観ているの?

 

と父に訊いたら、

 

何も考えなくて済むのがいいんだよ……

 

と、この頃五十代前半だった父は言っていました。

 

 

そんなものなのかなぁ……と私はシックリと受け止められなかったのですが、四十路半ばも過ぎた今ならちょっとだけ父親の心情がわかるような気がします。
これでもか!と問題提起されるものより、ライトに気楽に気軽に観られるものを選びがちに、いつの間にやらなって来ていますもの。
思考も嗜好もファッションもライフスタイルも人付き合いも、何もかもシンプルな方向性のものを選びがちになって来ているのを感じますもの。
これって何でなのでしょうかね。
どこかに答えが書いてないかしら。

 

 

などと言いつつ、今年の夏の課題図書に選んだのは宮本輝の『田園発港行き自転車』に上下巻。
まだ小説はヘビーな方がイイですね。

 

 

さてと。
THE HIGH-LOWS の『青春』でも聴くかな。
時折、無性に聴きたくなるのですよ。
こんな暑い夏ならなおさらに。
昼下がりの空き時間なんてなおさらに。

 

 

股旅。

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