そんなぼくなのさ

本日。
開店前にブロロロンと実家までクルマを走らせ、御歳八十四になるマイファーザーの髪を切って参りました。

 

 

切り終わった後に父の写真を撮るのが恒例なのですが、今回は一緒に撮ってみました。
顔交換アプリを使って父と私の顔を入れ替えてゲラゲラ笑おうって寸法で撮ったのですが、母が思いの外いい写真を撮ってくれたので図らずもなんだか良い記念になりました。
思い返してみても、父と二人で写真を撮った記憶があまりないですしね。

 

 

顔交換アプリを使った画像はそれはそれは面白くて、久しぶりに父が声をあげて笑うのを見ましたよ。
その写真は父と私の名誉のためにアップはしませんが、これもまた良い記念になりましたかね。

 

 

こんな笑いを生み出してくれるテクノロジーなら大歓迎です。

 

 

子供の頃、大きく大きく感じた父の姿。
それがもう小さくなっちゃってもう、ブルーズを聴かずにはいられませんよ。
そういえば、父は結構忌野清志郎の歌声が好きでした。

 

 

私が二浪してた1992年。
『Memphis』ってソロアルバムが発売されまして、さりげなく「これ欲しいんだよな〜」とねだってみたら、出かけついでに買ってきてくれたんですよ。
なんの予告もなしに。
あれは驚いたし嬉しかったなぁ。

 

 

このアルバムに収録されている “世間知らず” って曲がまた名曲でしてね。
二浪の身の私には響いちゃって沁みちゃって、身につまされる思いっつーのはああいう感じなんでしょうね。

 

 

だってこんな歌詞なんですよ。

 

 

♪苦労なんか知らない 恐いものもない
あんまり大事なものもない そんなぼくなのさ

世間知らずと笑われ 君は若いよとあしらわれ
だけど今も夢を見てる そんなぼくなのさ

部屋の中で 今はもう慣れた
一人きりで ボンヤリ外をながめてるだけ

世間知らずと笑われ 礼儀知らずとつまはじき
今さら外には出たくない 誰かがむかえに来ても

部屋の中で 今はもう慣れた
一人きりで ボンヤリ外をながめてるだけ

苦労なんか知らない 恐いものもない
世間知らず 何も知らず
夢をまだ見てる
そんなぼくなのさ
そんなぼくなのさ♪

 

 

ホント、そんな僕なんです。

 

 

それでは股旅。

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