心地よく自己嫌悪

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「ねえ、手ってなんであるの?足は?背中は?」
「ゴジラと恐竜、どっちが勝つかな?」
「ゾンビっているの?」
息子から投げかけられる強烈にピュアな疑問の数々にどう答えたらイイのだろうか……
こういうとき、何だか上手な物言いをしたいもんだぜと逡巡してしまう。
そんな自分の醜悪さにちょっとだけ落ち込むのだ。
息子が求めている答えはいたってシンプルなもののはず。
粋とかウィットとかはいらない。
それがわかっているのに「あのとき、親父はこう言ったのさ……」だなんて、いつか遠い目を息子にしてもらいたいなんて考えている自分が甚だ気持ちが悪い。
適当に流すことはしないように気をつけているが、正直「そんなこと知らん!」と絶叫したくなるようなキテレツなクエスチョンもあって、全くもってトホホな日々なのである。
毎日、ひらがな書き取りの宿題があるのだが、「上手じゃなくてもイイ、ただゆっくり丁寧に書こうな。その気持ちが大切だぜ」などと言っている自分に酔っ払っている。
今や、授業をノートに書き取りするのではなく、タブレットなどに打ち込むのがスタンダードになりつつあるみたいだし、正直あまり必要ないかも……と内心思っちゃっているわけで、そんなんで息子をどうにか言い聞かせようとしてて、これまた醜悪だぜオレってばさ……と自己嫌悪。
子育てはキャッチボールだと誰かが言っていたが、かつては自分がピッチャーのつもりだったのだが、今や息子が号速球ピッチャー。
僕はミットの綿を抜いて「う〜ん、イイ音出てるぞ!」とその球を受けるキャッチャーのようだ。
どんな暴投でも受け止める気概も必要だ。
なんて、ココでも上手いこと言っている気になっている。
イヤだね〜イヤだイヤだ。
ともあれ春爛漫である。
今更ながら読み込んでいる漫画「クロコーチ」がたまらなく面白い。
おかげで陰謀論大好き中年床屋のおやじさんになって来ている。
イイ感じだぜ。
それでは股旅。

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