プレイリストに歴史あり

近頃マイブームなのが、以前自分が作った iTunes のプレイリストを聴き直すこと。

これが何とも新鮮で面白い。
かつて自分が選曲したものなはずなのに、全然自分の選曲のような気がしないのは何故かしら。

何処かの誰かが DOODLIN’ BARBER SHOP のために選曲してくれて、そのどれもが私の好みの音ドンピシャで、スゴいねアンタ、随分とオレのツボを熟知しているね!
と感嘆している感じ?
そんな気分なのである。

と同時に「自分ブレてないっす!」とも感じた。
明らかにそこにいる自分も感じるのである。
自分じゃないようだけども、絶対に自分なのだ。
言っていること無茶苦茶みたいだが、こういう気持ちわかるでしょ。

先代の iMac からのデータ、だから約十年分のプレイリストが保存されていることになるのか。
先代の iMac は新婚当時に買ったから、それつまり妻さんと過ごしたこの十年が凝縮されていることになるのか……と考えてみると何ともスペクタクル。

息子が生まれた頃合いのプレイリストもあって、それがどこからどう聴いても無敵のハッピー感満載で、何とも微笑ましい。
東日本大震災後、計画停電で明日をも知れぬ日々を過ごしていた頃のプレイリスト。
旅行に行ったときに車内で流す用のもの
開店十周年記念のもある。

プレイリストに歴史あり。
たかが十年、されど十年。
そこには我が家の歴史が刻まれているような、そんな気がした。
うむ、面白い。

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