だってしょうがない

四月にやる予定だった RECORD STORE DAY が、コロナの影響で延びに延びて先週末にやっと開催されました。

欲しかった 銀杏BOYZ の再発二枚は、どうやら今回の目玉だったようで、店頭販売では瞬時に完売だったようです。

そもそも、このイベントはレコード屋に足を運んでもらうことを狙ったものなので、事前予約は出来ないし、オンラインでの販売も開催日の二日後にやっと解禁。
心底欲しいものがもしあるようなら当日店を半休にしてでも行かなくてはって感じなのですが、もちろんそこまでしたことはなかったんですね。

でも、今回はコロナ禍ってことで、オンラインでの販売が当日十三時からに繰り上げられましてね。
これなら自分にもチャンスがあるぜ!
と準備万端に鼻息荒くPC前で待機し、解禁時間と同時にアクセスしたら、見事ゲットできたっつーわけです。
ベリーラッキー。

この時点で既に、メルカリとやらで転売が始まっていたようで、価格は四倍。
しかも、それらがすぐさまソールドアウトになるという異常事態。
狂ってますよね。
ホントに欲しい人が買えなくて、転売目的のヤツらが買い占めるというね。
これもまた悲しいけどある意味市場原理なのよね……
なんて言われても腹立たしさは収まるわけがないのです。
(私はもちろん定価で購入しました)

銀杏BOYZ。
五十路手前にもなって、こんな青臭いのを聴いている自分。

「これってどうなのよ?痛々しくはないか?周囲の大切な人に苦い顔をされてないか?」

と我ながらしみじみ思うが、もうこれはしょうがないことだ……と開き直ろうと思う。
そういう風に生きてきてしまったのだ。
アイムソーリー。

十年後くらいに息子が聴くかもな。
ずっと欲しかったレコードなんだ。
この超名盤の二枚。
ずっと大事にしよう。

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