イイじゃん、それで。

近頃、息子からの影響で Linkin Park なんぞをレコード棚から取り出してよく聴いている。

このデビューアルバム、よくよく考えてみるとなんとリリースされて二十年も経っちゃっているのね。
「二十年かよ……」とポツリと呟きつつ愕然としてしまった。

二十年前、すなわち2000年なわけである。
2000年が二十年前……戦慄が走らずにはいられない。
ヤバいな……嘆息が止まらんよ。

二十年前、すなわち自分はすでに29歳だったわけで、二十年も前なのに、自分はすでに一端の年齢だったわけで、なんかもう全てがウンジャラゲである。

そして、このアルバムのこのジャケットデザイン。
私の中で、なぜだかこのアートワークはとてもカッコ悪い位置づけで、よりによってなんでこんなにカッコ悪くしちゃったのかな〜と二十年前から今までずっと思っている。
自分なら絶対これはジャケ買いしない。
でも中身は最高!
ってところが憎いアンチクショウなわけである。

しかし、この年齢になって、まさかこのアルバムをまた聴くことにはなるとは……
しかも、それが息子からの影響っつーね。
やはり人生わからんもんだ。
全く予想出来ない角度から気持ちいいパンチが飛んできてジャストミートしやがるから面白い。

にしても、四十九歳ともなると、ヒゲが白くなるもんだな。
髪も少しずつ白髪が増えてきているのを感じる。
まあ、年齢考えるとそりゃそうなんだが、そんな当たり前が、なんだか感慨深かったりするのだ。
あ〜当たり前が、ちゃんと当たり前なんだよな〜って。

息子と妻さん。
家族から影響受けるのが楽しいし嬉しい。
結構、私が偉そうに言っていることって、妻さんの受け売りだったりするからね。
でも、イイじゃん。
イイじゃん、それで。

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