やけに来る

『鬼滅の刃』が世の中を席巻する今。
なんかやたらと『BLUE GIANT』がしみるのです。
『鬼滅の刃』はもちろん素晴らしくて、心揺さぶられまくるのですが、その反動なのかな。
やけに『BLUE GIANT』が来やがるのです。

なんでかな。
なんだろな。
共通点があるとも思えないんだがな……

なんてことをぼんやり考えてたら、敬愛する某ミュージシャンの方が

「鬼滅の刃にドンハマりして思ったのは、過去に行き詰まったことの消化と回収を自分自身行う実感がある。
人生における哲学として作品と共に自分自身が成長出来るということだ……」

と言ってて『これだっ!』と思ったのです。
両作品に共通するのはまさにこれなんだよ。
読んでいるとこれを感じるからだ!
なんて手前勝手に妙に納得させていただきました。
ありがとうございます。

自分が心揺さぶられる物事って、やっぱりどこかで繋がっているんだな〜と実感。
うむ、イイ感じ。

それにしても『BLUE GIANT』はハンパない。
何度読んでも「死ぬんじゃないか?」ってぐらい泣かされる。
誰かが亡くなったり、別れだったり、わかりやすい泣きポイントがあるわけじゃなくて、そういうのじゃないもので涙が出る。

なんだろな。
気持ち悪い物言いになりますが「信じる心」ってヤツなのですかね。
いや違うな。
そんな陳腐なものじゃないな。
「伝わるんだ」ってことかな。
これも違うな。

よし、五十歳になるまでに、これを説明できるようになろう。

作品と共に自分自身が成長出来る……

こういう作品に出会えて幸福です。

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