正解はないのである

最近、私が驚いたこと。

一つは、愛読している『ゴルゴ13』の作者であられる さいとうたかを先生が元理容師だったということ。
なんでかな……なんだかとても嬉しかった。

もう一つは、銀杏BOYZ の元ギタリストであられる チン中村さんがバンド脱退が発表された頃に、うちの近所にある 東京ばな奈の製造工場でバイトをしていたということ。

で、そのことが書いてあった著作を昨日読了したのだけど、文中に銀杏BOYZのメンバーのことがほとんど書かれておらず、“銀杏BOYZ” というバンド名すら出て来なかったことが、ちょっとだけ寂しかった。
もの凄く辛い思いをしたからなのか。
大切な時を共に過ごした仲間だからなのか。
うむ……きっとどっちもだろう。

『ゴルゴ13』は、今こそネットがあるので世界各地の画像を探すことが出来るが、それが無かった頃は資料集めに苦慮したそうだ。
冷静真っ只中では、特別な用事であちらに行ける方々にどうにかコンタクトをとって、写真を撮って来てもらったとのこと。

なんだか しょっぱいことを言うが、不便だった頃の方が熱量が高かったんじゃ?と思うのだ。
ネットでチャチャチャとちちんぷいぷいで、欲しかった画像が手に入る。
それはとても便利だし、コストも下がるし、何より速い。
でも、何か大切なことが抜けてしまったような気がしないか?
しないか!

若かりし頃、飲み屋で遭遇するオッサンたちに抱いた嫌悪感。
そんなオッサンに自分もちゃんとなってるっつーね。
なんだか、清々しい気持ちがしないか?
するよね!

さてと。
Jackie Mittoo でも聴くかな。
ユルユルにね。

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