その手があったか!

日頃、お客さんにあんなレコードを聴きたいと言われ、んじゃアレを!って流れが頻繁にある。

で、そのレコードを探すのだが、これがなかなか見つからない……って展開に陥ることもまた頻繁にあるのである。

せっせと探すついでに目に留まった他のレコードを「これ!久々に聴きたいぜ〜」なんてキープしたりして、それがまた楽しかったりするのだが、コレってアレだよね。

レコードをジャンル別とか、アルファベット順にインデックスで分けたら楽勝で解決出来る問題なんじゃない?

この画期的なアイデアを思いついた瞬間震えが来た。
まさに「その手があったか!それだっ!」ってな気分である。
しょっちゅうレコード屋で目にしてるはずなのにだ。

そんなわけで近々ジャンル別にレコードを整理しようと思う。
アルファベット順にするほどの数ではないから、これで充分だろう。
にしても、なんで何十年も思いつかなかったのだろうか……

自分でちょっと分析してみたのだが、ひょっとしてそんな風に仕分けすることによって興醒めしてしまう何かがあったのではなかろうか……でそれを無意識のうちに避けていたのではないか……

“ランダム” な魅力ってあるのよね。
雑多な感じのあれね。
整理の先にあるのは “便利” と “合理性” 。
それも良いけど、そうじゃない良さもある。

なんか上手く言えないけど、自分にとっては凄かに画期的なことなのである。
世の中的には、普通だし当たり前のことだろうけども、これは自分史上でも大きな転換を示すことだと思う。

なんか、そういうの良いよね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です