だんだんわかる

『ODDTAXI』というアニメ作品にどっぷりハマったのを切っ掛けに、最近やけにアマゾンプライムを利用して色々映画を物色しているのです。

もっぱら観るのは邦画。
放っておいたら、もしかしたら一生素通りしてしまうかも知れないような位置付けにある作品を、いつ観る?今でしょ!ってな謎のテンションで挑んでいます。

で、これが想像を遥かに超えて面白く感じるものばかり。
そういう映画を観ようとせず、もちろん原作も読んでないし、その作者さえ知らない自分の軽薄短小さを恥じたのでした。

やはり面白くて売れて話題になったから映像化されるわけで、でも「そういうのってさ、ミーハー?中身ない?そんな感じなんじゃない?」と小馬鹿にして、近づこうとしなかった己の軽佻浮薄さもハドゥカシィ。

オレってなんでこうなんだろ⁉︎バカ!

なんて頭を抱えたフリをしているだけで、実際は「このままでイイじゃんイイじゃん!」と開き直っております。
もう、言い訳出来る年齢じゃありませんからね。
でもですね。
物凄い方向転換は出来ないし、やらないし、したくないけども、絶妙な角度での軌道修正は、さりげなくして行こうと思います。

相変わらず、好奇心と食欲だけは旺盛なようだ。
「五十代って面白い!」
ってテレビで誰かが言ってたので、その言葉を信じようと思います。

以下は某詩人さんの圧倒的パクりですが、いつかこんな仕事が出来る人間になれるよう日々精進しましょうかね。

『明るく静かに澄んで懐しい仕事、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている仕事、夢のように美しいが現実のように確かな仕事、私はこんな仕事に憧れているのです』

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