それはもしかしたら何かしらのメッセージ

お客さんから『まんが道』(藤子不二雄 A 著)全巻をお借りしました。
前々からずっと「読みたい!」と思っていましたので、これは嬉しい。

さてと、それじゃあ早速読みましょうかね!
と第一巻を手に取ろうとしますと、おやおや?
何やら違う本が紛れ込んでいるではありませんか。

『赤めだか』(立川談春 著)

立川談志さんの弟子であられる談春さんのエッセイ集じゃないですか!
読みたい!とまでは思っていませんでしたが、気になる一冊です。

これはひょっとして「読むべし!」というメッセージなのでしょうか。
それとも、たまたま間違えで入ってたものなのですかね。

すぐに答え合わせしようかと、貸してくれたお客さんに連絡をしようかと思いましたが、イヤイヤこれはそんな野暮なことはせずにサラリと読破しときましょうかね。

なんかね。
この『赤めだか』には、今の自分に必要なフレーズが収められているような、そんな素敵な予感がしてしょうがないです。
こういう切っ掛け、プライスレス。
『まんが道』は言わずもがなです。

先週末、苗場で行われたフジロックフェスティバルにですね。
PUNPEE というヒップホップ アーティストが出演したのですが、そのステージで「Hero」って曲をやったそうで、私も好きな曲なのですが、その「Hero」の歌詞というかリリックというか、その中に

“あの芸術家たちも あの戦争に行ってたら死んでたかも
あの戦争の犠牲者の中にも 未来の芸術家が何人居たろう?”

ってフレーズがあって、そこが今のこの時代、時世にやけに響くよな〜って呟いている人をネットで見かけましてね。

あ、それ凄くわかる。わかっちゃうよ!
ととても共感したのでした。

戦争の対義語って「平和」だったり「対話」だったりするのでしょうけども、僕的には「芸術」ってのも ちょっとあるかもなと思ったのでした。

おまえ言っていること無茶苦茶だぜ!

と嘲笑されるでしょうけども、なんかさ、芸術の力というかね。
そういうのを信じたいなと思う今日この頃なのです。

股旅。

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