知的に満足できる、気取った感じではない、心の糧になるような床屋を目指して

おはようございます。

我がDOODLIN’ BARBER SHOP は今日で仕事始めから三日目。
なかなか上々な滑り出しで仕事が出来ていることにググッと胸が引き締まる思いであります。
ありがとうございます。

家族三人での初詣でのおみくじでは、三人揃って大吉という奇跡がいきなり訪れまして。
しかし、私のには大吉のわりにはあまりいい事が書いてなくて「でもそれでも大吉だし〜ルルルラララ」などと呑気なことを言っているボンクラな私に「そういうときこそ気を引き締めないと」と妻さんはアドバイスをくれました。
これまた、ありがとうございます。

息子に描いてもらった似顔絵で、Tシャツを作ったのですが、これが期待していた以上に良い塩梅での力の抜け具合&佇まいで、とても気に入っているのです。
サイズ、色とも限られておりますが、まだちょっと残っておりますので、宜しかったら是非!

昨夜、Amazon の台頭で、街中の書店が軒並み縮小していくなか、アメリカの老舗書店『バーンズ&ノーブルが再び成長を遂げているという記事を読んだんです。

Amazonの真似をしてオンライン販売を強化し、独自の電子書籍リーダーを導入したり、売り場の大部分をおもちゃやグリーティングカード、カレンダーを売るために改装したり、カフェを設ける構想やレストランを始める計画を実行したけど、ことごとく失敗。

そんな中、ジェームス・ドーントというビジネスマンをCEOに迎え思い切った改革を断行しました。

ドーント氏は「本が高すぎるとは思わない」という理由から「価格競争が激しくても本の値引きをしない」という信条の持ち主を持ち、「2冊買うと1冊無料」というキャンペーンを「無料で提供することは、その本の価値を下げることになるから」とすべて止めました。

そして、店内のすべての棚から本を取り出し、その本を置いておくかどうかを判断するよう従業員に求め、「知的に満足できる、気取った感じではない、心の糧になるような書店」になることをイメージし最高の本をショーウィンドウに並べるように指示し、スタッフが自分の店をコントロールすることで、仕事をもっと楽しんでくれるようにという願いを込めて、その決定を店の従業員に任せたそうです。

これらの戦略によりバーンズ&ノーブルの書籍の売れ行きは再び伸び始め、読者は会社への信頼を取り戻し、店員もやる気を取り戻していったとのこと。

私は床屋ですが、ココに床屋として持つべき心構えのヒントがあるような気がするんです。
自分が、この店が「何を売る」のか。
そこをもう一度考え直してみようぜ!って思ったんです。
さすればそこから、この先に目指すべき道が見えてくるような、そんな気がするのです。

「知的に満足できる、気取った感じではない、心の糧になるような床屋」
これだなと。

こんな記事に年始早々出会えたことは、幸先良いスタートの証。
ちょいと気合い入れて声出して行こうぜ。

それでは股旅。

回りに溢れる愛に感謝します。

DOODLIN’ BARBER SHOP 店主 高崎哲平 拝 

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