タイトルなし

『細かいことを考えて悩むことがいかに無意味かっていうことは、多くの音楽が表現してるよ……』

って誰かが言ってたけども、ドライブしながら “Theピーズ” なんかを聴いているとホントその通りだよな〜としみじみが止まらなくなるのです。

私はちょいとネガティブな事象が身辺で起こったときに、パンクロックを爆音で聴きたくなるんだけども、これは「ザケンナヨ!」って怒りや不満を増幅させるためではなくて、「全然大したことねーし!」って心地良くない感情を解放するためなんですよね。

The ピーズ を聴いていると、思わず笑っちゃって「しょうもな!」って脳ミソがファファ〜ンって楽になって力が抜けるの。
それが、たまらなく気持ち良くてですね。
こういう音楽の聴き方、使い方があってのもいいんだよな〜って思えたんです。
そこには感謝の気持ちしかありませんよ。

The ピーズ を初めて聴いてから 30年くらいは経っていると思うんですけども、聴いている気持ちにあまり変化がないんですよね。
ってことは、これから30年経ってもあまり変わってないかも知れないじゃないですか。

そのとき、運が良ければ私も魅惑の80代に突入しているわけで、そのときも Theピーズ を聴いて「しょうもな!」ってゲラゲラ笑えたら、もうそれで勝ちな気がするんです。
何に勝ったか知らんですけども。

別にこういうのは、どんな音楽じゃなくてもいいんです。
敬愛する高田純次先輩が

オレが好きな言葉は『木も見ず、森も見ず』だよ

って言ってて、そのくだらなさに物凄く勇気と元気をいただきましたもの。

なんか、そういうものを探すってのがね。
人生の目標でも良いんじゃないかと。
そんな適当なことをぼんやり考えている月曜の昼間なのです。

股旅。

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